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第8話:夏のお昼寝

昨日夜の事です


夏紀姉ちゃんが、いきなり僕の部屋に乗り込んで来ました


『あんた、あたしの部屋に勝手に入ったしょう!』


『は、入ってないよ』


『嘘! 分かってるのよ、あんたぐらいしか怪しいのいないんだから!』


『入って無いって!』


その後もやれ変態だの、シスコンだの散々罵倒して下さいまして


『あらあら〜、どうしたの〜』


と、母ちゃんまで来る始末


『あ、母さん! こいつ私が居ない間にあたしの部屋へ入って、脱いだし………ま、まあとにかく勝手に入ったのよ!』


『あら〜ごめんなさい。私もお昼頃に入ったわ〜』


『え?』


『だって夏紀、洗濯物貯めるんだもの』


『え? じ、じゃあ、あたしの下着は……』


『洗ったわよ〜』


その後、夏紀姉ちゃんは僕に謝らず


『ふ、普段から怪しいのが悪いのよ!』


と、言って部屋を出て行きやがりました



そんなこんなで、今俺は夏紀姉ちゃんの部屋にいるんだけど……


「汚い部屋だ」


脱ぎっぱなしの服に、転がるペットボトル


ビールの缶がテーブルに山積みだ


「さて……と」


「むにゃ……むにゃ」


俺は下着姿でみっともなく寝ている夏紀姉ちゃんへ、静かに近寄る


そうこれは復讐だ。この女の身体に、俺の怒りと恥辱を刻んでやるのだ


「ふふふ」


俺は夏紀姉の股を広げた



「えーと、右の太ももには……」


おらがいなかっぺ大将。此処に参上!!


「左の太ももは、と」


あたいの人生、バケラッタ


「……ぷっ!」


ぶっとい油性で、文字と絵を書く


後は腹と、顔に……


「ぐえっ!?」


突然、夏紀姉ちゃんの足が俺の首を挟む!!


「な〜に〜を、しているのかしら?」


「あ、はは。おはようお姉様。あ、僕、宿題がぁぁああああ!?」




今日の被害



俺>>>>>>夏>>父>>母



つづく……かしら?

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