雪の作文 2
「私も何か書くぞ~」
秋姉と雪葉を、ぼーっと見ていると、野次馬だった春菜がいきなり宣言する
「お前は文才無いんだからやめとけよ」
人の事は言えないけど
「うっさいな兄貴は! たまには私を応援しろよな!!」
「はい、はい。頑張りなよ」
「ああ!」
「う……」
冷やかし半分に言ったのに、春菜は嬉しそうに頷いた
「書き終わったら見せるから、面白かったら褒めろよな~」
「作文は面白がらせるものじゃないぞ。でも……読んでやる」
……なんか照れ臭いな
「うふふ。さぁ、そろそろ夕食にしましょ~」
「待ってました!」
「は~い」
「ビール飲も~っと」
「よーし食うぞ~! ……あれ? どうしたの秋姉?」
みんながリビングへ向かう中、秋姉は雪葉の作文を持ったまま、じっと見みていた
「……懐かしいな」
そして、何かを思い出したかの様に目を細める。 その細目もまた、美しい……。い、いや、そうじゃなくって!
「懐かしい?」
「花まる。あなたがくれた」
「花まる? ……あっ!」
俺がいたいけな少年だった頃、×がついた秋姉の作文に花まるをつけた事がある
あれは確か夏休みの宿題で、大人顔負けの作文を書いた秋姉に、馬鹿担任は親に書かせたと思って×をつけたんだったな
「よく覚えてるね」
「ん。……宝物」
そう言って秋姉は、俺ですら久しく見ていない超レアな顔を……ようするに、
ニッコリと笑った!
今日のテンション
俺>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>他
続けたらぁ!!