末のテスト 2
脳は使いすぎると熱が出る。そんなのは迷信だと俺は信じている。ならこれは何だ? ふふふ、そうこれはきっと……
「た、ただの湯あたり……かな」
ピピっと腋の下から電子音がし、側で寄り添っていた母ちゃんが体温計を抜き取る
「あら〜39度〜」
あらあら大変と慌てて? 俺の部屋を出て行った母は、濡れタオルとバナナを持って直ぐに戻って来た
「……バナナ?」
「お薬飲む前に〜」
「い、いや薬はいいよ。今から飲んでもテスト中ぼーっとするだけだと思うから」
ゆっくり起き上がり、貰ったバナナを頬張る。甘くてうまい
「う〜ん。今日はテストなのね〜」
ちょっとマキ〇オーぽい母は、あらあら言いながら葛藤している。俺の健康は心配だが、テストを休ませる事も心配なのだろう
「もぐもぐ。今日は三教科しかないから」
問題は俺の脳が働いてくれるかどうか
「う〜ん……あ、そうだわ〜」
ぽんっと手を叩き、母ちゃんは言う
「座薬入れましょ〜」
と
「…………え?」
「実は座薬も用意してあるのよね〜」
「え?」
「貴方が小学生の頃以来ね〜」
「え? え!?」
「よいしょ〜」
「ち、ちょっと、母ちゃん! なんで俺の関節をガッチリ決めるのって、か、母ちゃん!? なんで俺のズボンを脱がそうと!? こ、こら、冗談は止め、止めて〜っ!」
「うふふふふ〜」
「い、いや、いやぁあ……あ……ぎ、ぎっ!?」
ギャアアアアアアア!!
AM 08:20
「うーす、佐藤!」
「あらん、S君。今日は良い天気ねぇん」
「…………さ、佐藤?」
今日の新世界
俺
オチなし