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俺のおやすみ 2

ミッション2


【夏紀姉ちゃんを……】


「酒のせい。全部お酒が悪いのよ……むにゃむにゃ」


放置で良いや


それでは改めてまして、ミッション2!


【母ちゃんを起こせ!】


「起きて、母ちゃん」


「うぅ〜ん」


「起きなせい、おっかさん!」


ユサユサと揺さぶってみる


「無理〜」


「風邪引くって!」


「今起きたら母さん、いけない物を吐き出しそ〜」


「え!? そ、それはもしかしてゲのつくアレですか?」


「そうだゲロ〜」


「わ、分かりました。肌掛けを用意致しますので、どうか安らかに……」


「ゲロゲ〜ロ」


ミッション、失敗!


タオルケットをかけてやろう。ついでに姉ちゃんにも……


んで、廊下にある押し入れからタオルケットを取って来て、二人にそっとかける


「よしっと。おやすみ、母ちゃんに夏紀姉ちゃん」


「うぃ〜」


「おやすみなさ〜い」


んじゃ、ミッション4!


【春菜を何とかしろ!】


残った一人は完全に酔い潰れている


「春菜、大丈夫か?」


「う〜」


「春菜?」


「う〜う〜」


肩に手をかけると、春菜は苦しそうに唸った


「……可哀相に」


これもあの悪魔が悪いのだ


このまま寝かせてあげたいが、春菜には学校がある。部屋の布団で休ませたい


「春菜、肩貸してやるから部屋に行こうな」


「う〜」


「ほら、春菜」


春菜の身体を支えると、春菜は両腕を俺の首に回し、


「う〜。だっこしろ〜」


「嫌だよ!」


春菜の部屋は二階。階段を上がらなくてはならない。色男である俺は金と力はなかりけりなのだ


「じゃあ起きない」


「起きてるやん!」


「運んでくれなきゃ、動かないぞ」


「動かないぞ、じゃないぞ全く」


「秋姉には抱っこしてたじゃないか〜」


グタグダな春菜さん


「起きてたのかよ……。秋姉の部屋は近いけど、お前の部屋は二階だろ。運べんわ」


「兄貴の部屋で良いし」


「……またかよ」


今日は母ちゃんが寝てるから、ソファーで寝る訳にもいかないし……


「しゃーない。ベット貸してやるから雪葉と一緒に寝ろ。俺は床で寝るよ」


「私の部屋使え〜」


「あのなぁ……まぁ良い。取り敢えず部屋行くぞ」


「お〜」


お〜じゃないよ全く


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