第62話:春の朝
「あ~にき!」
土曜日の早朝、部屋のベットでスヤスヤ寝ていた僕の元に、機嫌よさ気な春菜が来ました
「なんだい、あ、そこに鉄道があるから連結しないでね」
「また寝ぼけてるのか? 仕方ね~な~」
ベットの上に乗り、俺を跨がる春菜。兄貴様を全く敬っていないらしい
「跨がるなよ~。背が伸びなくなったらどうするんだ~」
「お~き~ろ~」
春菜は俺の顔を、左に右にと引っ張りやがる
「あ~止めろ~」
「起きるか!」
「あ~分かった、分かったよ~」
俺に穏やかな日々は無いらしい
「起きるから、どいてくれ~」
「……なんか急に眠くなって来た。寝る」
春菜はごろんとベットにねっころがり、俺から枕を奪いやがった
「お前なぁ~…………………………俺も寝る」
文句言うのも面倒臭い
「枕半分空けろ~」
「私の腕使え~」
そう言って右腕を伸ばす春菜
「あのなぁ……普通、逆だろ?」
「じゃあ腕、伸ばせよ」
「ほらよ」
頭を浮かした春菜から枕を奪い、代わりに左腕を入れる
「兄貴の腕枕、硬いから嫌なんだけどな」
「ふふふ。マッスルだからな」
「骨だろ、骨……ふぁーあ」
「でっけー欠伸」
「う~眠い~」
「寝ろ寝ろ」
俺も、もう一眠りっと
「ん~。…………あ!」
春菜は突然ガバッと起き上がる
「どした?」
「朝飯、呼びに来たんだった!!」
「……早く言えよ」
今日の冷や飯
夏>>>俺≧春>>>>>>>母>>秋≧雪
続けました