『着心地』
外出予定のない、くつろぎのひと時、
あなたはどんなスタイルで過ごしますか?
ひとりだからと言って、
マンションでもない限り
とりあえず着替えなくちゃ、
居留守は使えないから(笑)
散々、心地いい暮らしを書いてきたのに
そういえば、衣食住の「衣」の話をしてないかもね、
わたしにとって、いい服はどんな服だろう?
今日は、そんなおはなし。
ファッション雑誌と首っ引きで目の色変えて、
白が流行りだといえば、全部白。
ミニが流行りだといえば、全部ミニ。
「来年は花柄よ、」
「今年は刺繍が流行りなの、」って、
似合う似合わないは二の次の友達を
チラリ横目で見ながら、
流行ばかりを追うのは恥ずかしい、
かといって、
流行に疎いのも恥ずかしい、
そんな、わたしがいる。
だいたいから田舎で東京の流行を
いち早く取り入れたって、
見てくれるのは、
年寄りと牛だけだし、、、
「おや、ふうちゃん可愛いの着てるね~」
「えへへ、分かる?おばちゃん流行の服よ。」
なんて言ったって、
「ほぉ~、そうなんかい?」
「おばちゃんの若いときも、そんなんが流行ったよ?」
「タンスの奥にあるんじゃないかな~?」
なあンて、言われるのが落ちよ?
「ン、モォ~♪」(笑)
「じゃあ、フミちゃんの好きな服はどんなのよ~」
ウチか?
ウチはな~
「うんうん♪」
着心地のいい服。
「着心地ねぇ」
「流行は?気にならん?」
うーん、
世間にすこーしだけ耳を貸してな、
袖を通した瞬間、フィットして
ピタッとくる感じ、
からだにピタじゃなくて
心に、ピタッて、
そんでな、
全身を鏡に映してみる。
「うん!」
「いいんじゃない。」って、
自分自身が納得すれば、
”着心地のいい服”
「ふーん、ふつうの服やと思うけどな~」
ふつうが一番!
人にも不快を与えないだろうという、
安心感がある程度に 自分の好きが心地いい。
それがわたしの流行かな?