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探偵・グロリオーサ  作者: 美濃春香
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開かれた密室

「俺の仮説があっているなら……」

俺は依頼人の教室に着くなりドアの鍵を開けたり閉めたり揺らしたりしてみた。

そして、依頼人にこう言った。

「花野と部屋の中にいてください。内側からすべての鍵をかけた状態で」

そう言うなり俺は部屋から出た。

俺の指示通り中では花野と依頼人がすべての鍵をかけている。

花野が指でOKの合図をした。

俺は目の前の扉に手をかけた。ガタガタと左右に揺らす。

「あんなので開くわけ……」

依頼人が最後で言い終わらないうちにカギは開いてしまった。

「このタイプのカギはこういう風にすると開いてしまうことがあるんです。」

俺はドアを軽く叩きながら言った。

「これでもう密室ではありませんよ?さぁ犯人探しといきますか!」

うちの高校のカギはガタガタすると開きました……

カギ意味ないですよね

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