1,出会い
初めて小説を書きました。元々読む専だったんですが最近色々読んで自分も書いてみたく書きました。
文章力もなく更新も遅いと思われます……。出来れば出来ればなんですがアドバイスや改善点、批判等おくってもらえると助かります。
その娘は才色兼備であった。しかし、その娘には友達がいませんでした。周りからは高嶺の花であり性格も大人しめであったので話しかけてくれる人も話しかけることも出来ませんでした…。
しかし、ある日のことです。ある男の子がその娘と関わりました。これはそんな関わりから始まる物語です…。
眩しい日差しの朝8時半に俺は、起きた。
「まだ眠いなぁ…はあ…朝しんどい…」
学生誰しもが朝を迎える際に思うことは、しんどいだと思う。いや…それは社会人でもそうだろう…朝を楽しんで迎える人は果たしているんだろうか…?
さて…いつも家を出る時間は何時だ…?8時だよな……?え!?
「やっべぇえええええええええええええええええええ」
やっぱ昨日ゲームで夜更かしするんじゃなかった!
さっと身支度を整え家を出る
足を走らせ学校に向かうが信号に引っかかってしまう。
遅刻ギリギリだが赤信号は当然待つしかなく焦っていると走る足音が聞こえる。
赤信号なので隣に止まるだろうと思っていたのだがなんとその娘は、赤信号を無視して走っていこうとする。
「お……おいっ!赤だぞ!!」
「えっ…?」
何故か手を掴んでしまう俺
普段だと絶対しない行動だが夜更かしをし寝不足な俺は、手が動いてしまった。
振り返ったその娘を見ると黒髪のロングで…しかも同じ高校の制服…というか可愛いなこの子…好みのタイプだ。
そんなことよりどうしたら良いだろうこの手を…女の子は全く喋らないし……とりあえずそのままこちらに引き寄せる。
「ごめんなさい……遅刻しそうで全く見ていませんでした…」
そう女の子は言うと手を離した。
「お互い遅刻同士頑張りましょう…」
俺はそう言った…
青信号になり信号を渡る。
一人で先に行くのも気が引けるので足の速さを女の子に合わせる。どうせ全速力でも遅刻確定だろうしな…
「私を置いて先行ってもいいですよ?」
女の子はそう言うが
「どうせ走っても間に合わないですよ」
さっき引っかかった信号は赤が長くて青が短いクソ信号なのだ。ここを通らなければ学校にはいけないのでここを通る他なかったのだ。
「えっ…そうなの…?……それじゃあ一緒に行きませんか…?」
そう女の子は提案してきたので好みのタイプであったし一緒に登校することにした。
「一応自己紹介をしますか?私は、秋葉楓って言います。…同じ学校ですよね?私は、2年生です」
秋葉楓と名乗る女の子は自分の一つ上だった。
「僕は、黒田佑樹と言います。」
だが年下と見られたくなく名前を言うだけにした。
その後、先輩が初めて遅刻をした事や他愛のない話をしていたらいつの間にか学校近くだった。昇降口付近で別れこれから先関わることはないだろうなと少し残念に思いながら教室に入ったのであった。
もちろん先生からは、怒られた。
最後までお読みくださって有難う御座います。
書いてて思ったんですが信号で出会って一緒に登校するって凄いですね
次回は、佑樹くんの友人が出ます。