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バラの鉢植え

雅也の主治医、ウィンストンの誕生日の時に書いたSSです。

ある日の朝、俺の家にバラの鉢植えが届いた。

ピンクとオレンジのバラが咲いてる。一緒にメッセージカードがついていた。

「誕生日おめでとう!お前、植物育てるの好きだろ?まあ、提案したのは俺じゃなくロナだけどな!俺たちからのプレゼントだ!このカードはユキちゃんチョイスだ!恥ずかしがるなよ!」

ニコルの筆跡で書かれたメッセージカードはアイツが準備したにしてはファンシー過ぎる柄だった。

良く見れば、もう一枚メッセージカードがある。こっちのカードはシンプルで、真面目そうな筆跡で書かれている。

「バラの花にしたのには理由があります。バラの花は5月7日の誕生花です。バラの色は俺たちからの気持ちです。少し暗めのピンクは『感謝』、オレンジ色は『信頼』です。大切にしてくれたらうれしいです」

この筆跡はきっとマサヤだ。裏返すと、小さく名前が書いてあった。


誕生日なんて、自分でもすっかり忘れていた。サプライズプレゼントなんてもらったのははじめてだ。

大切にしよう。それで、明日出勤したら感謝の気持ちを伝えよう。

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