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one shot …start story

はじめまして、ゆーとといいます、この度はなんとなく思いついた小説を載せさしていただきます。感想、批判などなど、全然オッケーなのでよろしくです。改善点もくれるとありがたいです。


駄文でなおかつ変な文章ですが暖かく見守っていただけたらうれしいでぇす


なお、この作品はマルチ投稿になる可能性が非常に高いです。おそらくハーメルンというところとpixivだと思います。


それでは…どうぞ!

その残響は聞こえるか…?





あの日、僕の心は崩れ落ちた。

目の前のあいつ…ゼロによって

あいつに必ず復讐するために僕は…

殺し屋を目指した。


残響ReaLizًًًًّّٓو



プロローグ


例えば、人は人生でどれくらいの不幸があるのだろうか、なんてことを考えてもあんまり意味がないだろう。

人の不幸や幸福なんていうものは得てして決められたものではないし、完全にその人の"運"なんていったものが絡んでいるんだろう。

だから人は幸せになったと思ったら耐えれないほどの不幸に見舞われたりそしてまた幸せになったりの繰り返し、それが人生というものなのだろう。

そして、その不幸か幸せなのかなんてのはその本人にしかわからない。ある人からしたらそれは耐え難い不幸でもまたある人からしたらそれはこれまでにないほどの幸福だ。


「今回の依頼は…」


目の前のクライアントは資料を僕に渡しながら言う。ああ、また今日も人を殺す仕事だ。

僕はこの国…この世界で人殺しを仕事としている、いわば殺し屋だ。なぜなったかなんていう理由なんて当人以外からしたら理解はできないようなものだ、しかしそれは大概のことに当てはまる。

これもさっきの幸福と不幸と一緒ですある人からすればそれは人生を変えるような理由でもまたある人からすればそれはとても拍子抜けのする事だったり、はたまた理解ができない理由。つまりはそんなものだ。


「はい、わかりました。費用は…」


そして今回の依頼のターゲットにおいても同じ事が言える。

当人からしたら殺したい相手でも他人からしたらなんだそれは…なんてなってしまう。

それが世界だ。ぼくも言ってみればそんなものを抱えているし否定はしないけれども。

そうこうして取引が終わったみたいだ。


「さて、と…仕事と行こうかな」


僕は殺し屋になってからずっと使い続けているM92F…ベレッタを胸ポケットに入れ、仕事に向かう。

ああ、この世界は今日も順当に腐っている。


僕の家族はある犯罪者によって皆殺しにされた。まだ14の頃の話し。生き残ったのは自分だけ、たまたま家に帰るのが遅くて助かっただけの人間、それが僕だ。

殺された理由は簡単な理由でただ目に入ったからという快楽殺人だ。これについて別にどうとも思わない。その人からしたら殺人なんていうものはそういうものなのだろう、僕からしたら仕事であるように。


「……見つけた」


ターゲットを発見した。名物食品などが立ち並び賑わう繁華街でそのターゲットの人間は見つかった。20代後半ほどの年齢で教師をやっているそうだ、別に殺すほどの人間ではないだろう。ただしこれは世間からしたらという話でここに、この仕事に世間など周りの目なんていらない。

僕は胸ポケットに入っている銃に手を当てながら、その男の後をつける。


「………」


しばらくして向こうは少し気づいたのか早足になった。

しかしこれは僕がわざとやったことで、やらかしたわけではない。こんなに人が多い所でベレッタなんて取り出したらそれはもうここは混乱するだろう。いくら銃を携帯することが許可されている国でも。

なので逃げてもらい人通りの少ない所まで言ってもらうために気づかれたのだ。

現代の日本では銃を携帯することが許可されている。

これは犯罪なとが多すぎるため自分の身は自分で守ろう、などという腐った考え方が原因である。

その所為で犯罪者が増えてしまっても結果、銃のおかげて犯罪者の逮捕率が上がっている。その数字に誤魔化されているにすぎないのに…


「…!」


どうやら完全につけられてるとわかった相手は走って巻くつもりみたいだ。

僕も走って追いかける。この先を走っていれば裏路地に突き当たる。そこで殺ればいいかと考えながら追いかける。


「さあ、チェックメイトだ…」


つぶやいて裏路地に突き当たった。相手は混乱している表情を、していなかった。

していない!?

それどころか笑っている。

疑問が出たがその答えは程なくして相手から発せられた。


「罠に掛かった…と思ったんだろ?それはお前だ!」


ぞろぞろと僕を囲むように黒服の男達が現れる。

手にはサブマシンガン、アサルトライフル、ハンドガンなどとにかくいろんな銃をもって。全員で五人か…

なるほど、あの依頼から罠だったのかと僕は瞬時に理解した。

しかしまだ疑問は残る、なぜ僕を殺す必要性があるんだろうか。


「お前は今こう考えている、なぜ自分が狙われているのか…とな!」


「……そうだよ」


「お前はゼロと言う殺し屋を知っているだろう」


僕はピクッと反応した。ゼロ…僕の家族を殺した快楽殺人者だ…追って来た警察や殺し屋をすべて返り討ちにするほどの、その後ゼロは殺し屋になったらしいが、どうなのだろうか。


「……どうかな、それがなにか?」


「ゼロを探し回っているお前は我々の計画の邪魔なんだよ!この路地裏には入り口以外はカベの逃げ場はない!死んでもらう」


男がそう言った瞬間周りの男達は銃を構えだす。おそらくここで仕留めきるつもりだろう。

でも


「……ふふふ…」


「なにがおかしい!」


僕は胸からベレッタを取り出す。真っ黒のベレッタだ…ラインも何もかも入っていない、さらにはツヤすらない真っ黒のベレッタ。


「僕を追い詰めたつもりなんだろうけれど…僕はゼロを殺すんだよ?こんな所で死ぬわけがない」


「ええい!殺れ!」


男が叫んだ瞬間銃のコッキングする音が周りから鳴り響くそして銃声が聞こえる。


「……ふふ…!」


僕は右側の壁を蹴ってバク宙のような事をしながら反対側にいた黒服の両足を撃つ。


「あがっ…!?」


「ふっ…!」


立てなくなった所を壁蹴りの勢いを利用して黒服の目の前まで飛んで着地する。

そして後ろに回り込んで


グキッ!


「…ガッ!?…がっ…が………」


首を回して殺す。これが僕の対多人数の時の殺し方だ。

そしてそのままベレッタを直し、その黒服が持っていたUZIを取り出し一番近くにいた黒服に向けてバーストする。


「あがっ…!?ぐっ…」


全弾命中はしたがまだ死んではいない、もっとも死んでもらうのは困る。銃弾が行き来するなか、その黒服の後ろまで行き後ろ首襟を持って盾にする。


「ええい、構わず撃つんだ!」


男の焦った声が聞こえるが気にせずに盾を持ちながら反撃をする。命中はしなかったが威嚇にはなっただろう。

カリッと音がしてUZIの弾切れを知らせる。


「よっ…!」


盾の合間を縫いつつ弾切れしたUZIを右側の黒服に投げつける。


「うお!?…!?」


よろけた隙を突き後ろまでベレッタを取り出しつつ走りこむ、さっきと同じように首襟を持って今度はベレッタの銃口を頭に向けてそのまま撃つ。

これで後二人。


「くっそぉ!」


アサルトライフルを持った黒服とさっきまで後ろにいた男がハンドガンを持ってこっちに撃って来る。弾はすべて盾にしている黒服に当たっているのでいくら撃たれても、俺には当たらない。


「よっと…!これでもくらえ」


僕は盾の背中を蹴り押して黒服と男に向けて死体という名の盾を飛ばす。


「おわ!」


男がよろけたので男の右膝撃つ。


「うぅ!?」


男が足を抑えて倒れる、そしてその男が倒れた事によって案の定、黒服に隙ができる。おそらく黒服の雇い主かなにかがあの男だろう。

その隙を見逃すはずはなく僕は黒服を撃つ。


「しまっ…!?がはっ…!!」


胸に二発…即死ではないが死ぬだろう。しかし僕はトドメを刺した。なぜならもしも銃を拾ってこちらを撃って来る、なんてこともありうることだ。そんな可能性があるかもしれないのならそれは消すに決まっている。


「ひぃ……!」


ラストになった男の方を向くと悲鳴が帰ってきた。情けない話だ、さっきまで殺せると思って見下していた相手に殺されそうになればこうして怖がるだけ、本当に腐ってるな。


「待ってくれ、これは頼まれた事なんだ…!俺は本当は不本意だったんだ…!」


「……命乞いなら聞き飽きた…」


僕はベレッタを男のデコに突きつける。

それだけで男はカチカチになって震えているのがわかる。


「ゼロの情報を…吐け…!」


僕はゼロについて少しでも多くの情報を集めるために、こいつに尋問でもしようと思い殺さなかったのだ。


「し知らない!あの人は今は殺し屋になってるらしいがそれ以外は詳しくは知らない!」


こんなところか…いや、もしかしたら情報を伏せてる可能性もある。しかしそれを言い出すとあまりにもキリがないし第一、僕はこいつからしか聞けないわけではない、そのうちゼロについて知ってる人がいるはず…そいつを使えば。


「そうか」


パーン!


返事と同時に僕は銃を撃つ、あの男はもう命乞いだけしかしないだろう。それならば殺してしまった方が楽だ。

これで僕の仕事は終わったわけだが…


「いや、まだ残ってるな…」


そう、この仕事を直接依頼して来たクライアントの存在を忘れていた。もしかしたらゼロに近しい人間はクライアントの方なのかもしれないし、あいにくクライアントの情報は仕事の依頼時に証明書でわかる。これなら直接乗り込んでもいいだろう。


「よし、行くか…」


今日の時間を考えるとまだ存分に時間はあるしなおかつ殺るのであればできるだけ早い方がいいだろう。遅くなれば遅くなるほどに依頼人が遠ざかるし最悪さっきの事、つまり僕を殺し損ねたという事がわかれば住所を変えるだろう。

僕はクライアントの場所に向かうために一旦事務所に戻る。

フェイクなんてのはまずないから除外だ。なぜなら殺し屋に依頼する時の決まりによってフェイクは絶対に不可能な仕組みになっている、これでもしフェイクでした、なんてことならそれは協会に反する。


「忘れるところだった」


スー……カシャン…!


ベレッタのマガジンを落として新しいのに入れ替える。今回使った弾数は8発…ベレッタの通常弾数は15発、つまり残り7発あるという事だ。しかし、クライアントの所にも黒服のような奴らがいないとは限らない、弾切れはさすがに危険なので持ったいないが変えておく。ちなみに僕はベレッタしか使ったことがないのでそれ以外の銃はあまり扱えない。


「さて、事務所についたし…準備をしようか」


事務所の前においてあるバイクの鍵を取りに事務所まで入る。鍵を取ったら一応予備のマガジンを持ってまた事務所をでる。

バイク…ビックスクーター、マジェスティーだ、に鍵を差し込んでエンジンを起動する。

準備は整った、あとはクライアントをボコるだけだ。

マジェスティーにのった僕はクライアントのいるところ…依頼書に書かれている住所まで走る。



「やあ、来ると思ってたよ」


ガチャっとドアを開け、そこに待っていたのは予想通り依頼して来たクライアントだった。


「とりあえず聞きたいことはいろいろあるけれど……ゼロについてなにか知っているよね?吐きなよ」


銃を取り出し、クライアントに狙いを定めて尋ねる。


「しらないね…!」


「な!?」


瞬間、僕のベレッタの先端が切られていた。クライアントの方をみると、右手に短刀を持っていておそらくこの短刀で切られたのだろうということがわかった。


「あーあ、君の大切な銃は壊れてしまったね、僕を殺すなんて到底できない……そこで交渉なんだが…」


?意味がわからない、まるで僕を殺すのが目的ではないかのように目の前のクライアントは話し出す。


「交…渉?僕を殺すのが目的じゃないのか…?」


「ちがうちがう、僕は君にはゼロをぜひ殺してもらいたいと思ってるんだ…でも今の君には到底できないだろうね」


それは…


「だから僕は考えた……僕が君を鍛えることでゼロを殺せると…そのためには君の今現在の力を試す必要があった…さっきの罠はそういうことだよ」


「それで…お前にメリットはないじゃないか」


「いいや、あるね!ゼロを殺すというね、理由は言えないけども……自己紹介をしよう、私はロゼッタだ」


クライアント…ロゼッタはメリットはあると言ったがゼロを殺したいのなら自分で殺せばいいのに。


「君はゼロを殺したいのなら自分で殺せばいい…と思ったかもしれないが僕はこう見えても有名でね……そう簡単には動けない。いい話だと思うよ?君は念願の復讐もできる」


これに関してはこちら、僕にもメリットがある。ゼロを殺すことで僕は復讐を果たし過去の誓いを果たせる。さて、この話には乗るか…乗らないか。この男、ロゼッタは信用できるのだろうかわからないが悪い話ではないのは確かだ。


「…………乗るよ…」


結局、僕は交渉に乗ることにした。


「そうか、これが君のこれからの銃だよ……ベレッタの代わりになるかはわからないがね」


そういってロゼッタが僕に渡してきた銃、それはセンチメーターマスター……南アフリカ出身のポール・リーベンブゥーグによってカスタム製作された競技用の銃。ステンレス製のスライド・フレーム、10mmオート弾の反動を抑えるためのコンペンセイターが特徴である。反動を抑えるため、サムセイフティに親指を乗せハイグリップポジションを取る射手の手をスライドやハンマーの動きから守るために独自の改良が施されているほか、ガバメントモデルの中では当初から競技用として開発されているモデルでもある。


「これを使えということ?」


「そういうことだよ……では、これからよろしく頼むよ」


ロゼッタは楽しそうにニコっと笑い続けた。


「殺し屋……クロノ」


to be continued…


いかがでしたでしょうか?

少しでも楽しんでもらえるように努力したいと思います。

短くて本当にすんません(泣)


追記…あれ?コメディになってる…これって変更できますか?(T . T)

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