第2話
さぁ、捕まえるか。
俺は少し笑顔で振り返った。
冒女「…」
冒男「…」
雪「…」
さっきの二人組みだった、男のほうは友人に瓜二つだった。というよりも本人だ。
雪「はくぅ?」
冒男→白「俺の事がわかってるってことはやっぱり優かぁ」
冒女「あぁ、やっぱり優だったんだ」
雪「うん、ていうかその娘誰?俺の事知ってるみたいだけど」
白&純「あぁ、こいつかこいつは「わたしは純だよ」俺のセリフ取られた!」
雪「なる純ちゃんか」
白「あれ!俺のセリフ取られたのスルー!」
雪「うるさいぞ、ロリコン」
白「お前も変態だろ!」
雪「それがどうした!」
白「えばるな!自分好みの格好になってるくせに!」
雪「やっぱりそうかぁ、今の自分の姿見れてなかったけど服装見てなんとなくそんな気がしてたんだよなー、あと胸だな」
何せ服装が着物で袴はいてるもん、しかも下着がなんとさらしとふんどし着てて何かはわかる、俺の感想、なぜふんどしを選んだんだろうかいや着物少女にふんどしとか好きだけどね自分がなるとは思わんがったが。
純「見てなっかたの?」
雪「うん確認する前に気絶させられて連れ攫われたから。というか純おまえの事良く知ってるから女の子言葉でしゃべられるとすごい違和感」
純→フェ「あきらめて、それに今の名前はフェイト・A・シーエル」
雪「わかった。あ、俺は言葉雪菜な」
白&雪「俺は「ロリコンだろ」違うは!変わらずに九道白だよ!」
雪「そんな怒んなよ~」
と、ふざけた会話を繰り広げてたら、隊長騎士みたいな人の声が聞こえた。
騎長「第一騎士隊および盗賊討伐協力をしてくれた冒険者達集まってくれ!」
フェ「わたし達行かなきゃ」
雪「わかった俺は捕まってた人たちの所に言ってくる」
白「よく考えたらお前も捕まってた側だったな」
雪「まね、それに待たせてる子もいるし」
白「そうかじゃあまたあとで」
フェ「またあとでね」
雪「おう」
白たちと分かれて自分は咲夜ちゃんのところに戻ると。
咲「雪菜さん!」
涙目で抱きつかれた
咲「私、心配しましたからね!」
そして怒られた!?
雪「いやそのご、ごめん」
咲「無事でしたからいいかもしれませんけど!ここのボスが来たらどうするんですかレベル10は超えているんですからね!」
雪(やべーまじやべージャーマンスープレックスかまして倒したなんていえねぇ~)
咲「あ、そうでした騎士様たちが攫われたみんなを都市まで行き住んでいる場所に連れて行ってくれるそうです」
雪「そうか~」
雪(こっちに住んでる場所ないしな~冒険者になるか)
咲「雪菜さん、あの、その」
雪「ん?なに?」
咲「私を養子にしてくれませんか?」
…え?この子養子にしてと頼んできた?
咲「だめ、ですか?」
涙目で聞いてきた
雪「……自分でいいの?旅してるから家はないよ」
咲「はい大丈夫です、むしろ雪菜さんじゃないといやです」
雪「あぁ、なんでか理由聞いていい?」
咲「その私のですね」
雪「うん」
咲「お母さんの性格に似てるんです」
雪「…」
お母さんだと?俺がお母さんに似ているだと!?俺ってそんなに女性ぽい?
咲「あの、大丈夫ですか?」
雪「うん」
仕方ないのかなぁ~この子しっかりしてるけどまだ子供だし親みたいな存在は大事だよな。
雪「わかったいいよ君の親になってあげる」
咲「あ、ありがとうございます!!」
泣いちゃったよ、嬉し泣きかな、はぁ~仕方ないしっかりと母親にならないとな、一人称と口調変えないとな。
雪「私もお母さんにならないとね、これからよろしくね、咲夜」
咲「よろしくおねがいしま」
雪「ストップ」
咲「え?」
雪「親子になったんだからしゃべり方、ね」
咲「うん、よろしくお母さん」
あ~あ女性になっていってるなぁ。どちらかというと母親にかいいけどな。
騎士の人が来たな。てことは移動かな。
騎長「それでは都市ファウルへ連れて行きますよろしいですか?」
女達「「はい」」
都市ファウルへ向かうにあたって私達にたいする護衛が騎士4名冒険者2名だ。冒険者2名だが白とフェイトだ。
白「ふ~んそれで里親になったのか」
雪「うん、そうなの」
フェ「しかも口調も自分の呼び方も変わったね」
雪「咲夜のためにも母親にならなきゃいけないしね」
白「そうかでその咲夜って子はお前の後ろにいる子か?」
雪「そうよ、ほら咲夜あいさつ」
咲「あの、よろしくお願いします」
フェ「うんよろしく」
白「ああよろしく」
騎長「ファウルが見えてきたぞ」
と騎士の一人が言った。そうか初めての街かどうなっているのだろうか楽しみだ。
みんながいるから安心だしね。