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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

告白

作者: 青藤 日菜
掲載日:2025/11/07

私は初めて人に裸体を晒します。肉体ではなく精神。変態的趣味でなく、心の叫びを外に吐き出すため。

告白したい。告白できなかったことを。


Kちゃん、貴女が大好きです。本当に。貴女を思い出す度、春を思い出します。貴女と一緒に登った登山、貴女がくれた飴、貴女と食べたお弁当。貴女がクラスで1番頭がいいこと、そしてそれをひけらかさない上品さ。貴女の笑顔、目、綺麗な鼻、1日だけボブにしたこと。ひとつたりとも忘れはしません。


貴女を思い出す度、神様を思い出します。神様、彼女に出会わせてくれてありがとうございます。貴方に祈ります。彼女の永久の幸せを。例え彼女を愛し、その罪で地獄に落ちようと、彼女に出会わなかった人生を思えば、貴方に裁かれる事、なんて些末なことなのでしょう。


貴女を思い出す度、マリア様を思い出します。なんて優しくて、愛情に満ち溢れた…貴女に出会えたために私は美しい家庭を思い描くことができたのです。貴女ほど女性的な魅力に溢れ、周囲を照らし、尊敬された人はいるのでしょうか。


貴女を思い出す度、イカロスを思い出します。彼が太陽に焼き尽くされている間、太陽は彼に一瞥もくれなかったでしょう。その太陽の偉大さに、彼は安堵したでしょう。私には貴女が必要なんです。 私をイカロスにしてください。それが本望なんです。


いつも貴女だけを考えています。本当に大好きなんです。愛しています。貴女が私の核、私の根源、私の道です。貴女がいれば聖書も経典も神話もいりません。


そして私の目の前に現れないで。私を崩壊させないで、夢を見させて、失望させないで。お願い


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