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第2章

 ぼくの通っていた高校は・・・


 いわゆる、「自称進学校」だった。


 ぼくも、その学校の進学クラスに在籍してはいたものの、なかなか成績が伸びず、結局、国立の四年制大学には入れなかった。


 就職もできず、行き場所を失ったぼくは、


 「栃木県農業大学校」という、県立の農業専門学校に通うこととなる。


 この学校だが・・・


 基本的に、農家出身の学生がほとんどで、卒業後の就職先も、農協(= JA)や、経済連、農業団体、農業がらみの公務員、自宅での就農しゅうのうといったところだった。


 非農家出身のぼくは、この学校に入って、はじめて、「本物の農業」というものを知った。


 ・・・すばらしい学校だった。


 在籍当時は、何度も嫌になり、やめてしまいたいと願っていたものだが・・・


 あの「灰色の青春」だった高校時代とはうってかわり、思い返してみれば、実に新鮮で、毎日が「はじめて出会うこと」ばかりの、刺激的な学生生活だったのだ。


 のちに訪れる、「暗黒の公務員時代」や、先の「灰色の青春時代」とは異なり・・・



 この学校での生活ならば、


 「もう一度、経験してもいい!」と思えるほど、楽しい思い出がたくさんあった。


 この手記は・・・


 実はそういった、世話になったいとしい母校に対する「感謝の思い」「楽しい思い出」も、含まれているのである♪

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