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第10章
この「ダイエット奮闘記」は、いうまでもなく、ぼくが美絵子ちゃんと「再戦」するための、汗と涙の物語・・・記録である。
一見・・・
ややもすると、農業大学校の同級生たちとぼくとの間に勃発した「戦争物語」のような印象を受けるかも知れないが・・・
そうではない。
それは、ぼくと美絵子ちゃんとのいきさつ、過去の関係や流れをよくご存じの読者の皆様は、痛いほど理解して下さっていると思う。
ぼくの目標・・・「最終ゴール」は、なんといっても美絵子ちゃんだ。
ぼくには、彼女だけが「すべて」であった。
・・・それは、令和のいま、『たからものⅡ』のヒロイン・・・洋子ちゃんと別れ、先日、実に41年ぶりにふたたび美絵子ちゃんと会話でき、彼女の可愛い肉声を聴き・・・また、あの『魔物事件』のことを正式に謝罪でき、美絵子ちゃんが毎日、元気でがんばっていることがわかったいまにいたっても、まったく変わることはない。
ぼくの、美絵子ちゃんへの、いまだ冷めることのない『熱い想い』というものを、彼女に直接伝えることができた、いまこのときにいたっても・・・。
結論から言ってしまうと、
農業大学校の連中との「からみ」は、あくまでも、「つまらん副産物」「ついでに生じた付随品」「単なる通過儀式」にすぎなかったのである・・・。




