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大河ドラマ『麒麟がくる』を観て、気づいたことをメモしていく。  作者: 板皮類
■ ヤバイよ京都 将軍といっしょ 編 ■
36/45

第36回「訣別(けつべつ)」 (2020年12月13日放送)

●和歌で、帝と誼を通じた光秀。

 比喩が理解できない信長には、真似できないコミュニケーションだ。

 こりゃ、下手したら、信長に妬まれるで。

 「泥棒猫めっ! ワシの、帝(理想の父親像)を盗ったな!」


●月は船

 星は白波

 雲は海

 いかに漕ぐらん

 桂男はただひとりして


 平安時代末期に編纂された『梁塵秘抄りょうじんひしょう』からの出典。


●『梁塵秘抄』は散逸(後世に伝えられなかった歌)が多く、また貴族ではなく民間で流行した歌も収録されているのが特徴だとか。

 おかげで、平安時代の民草の生活感を知ることができるそうな。

 例えば以下の歌は、旅芸人よろしく各地で祈祷(夜のエロい接待つき)をして暮らしていた『歩き巫女』として娘を送り出す、庶民の母の心境の歌ったものだとされている。


 我が子は十余に成りぬらん 巫してこそ歩くなれ

 田子の浦に汐汲むと いかに海人集ふらん

 まだしとて 問ひみ問はずみなぶるらん いとをしや


 他にも『梁塵秘抄』には、巫女さんが歌った、巫女さんがテーマの作品が幾つか残っているそうだよ。


 ※当時の巫女さんは、神職としてだけでなく芸能の担い手としての側面が強かった。

  有名な例が、義経の妾になった静御前(白拍子)や、出雲の御国であり、本作のオリジナルキャラである伊呂波太夫のペルソナにもなっている。


●信長の気遣いは、手遅れだった。

 これは史実でも似たような傾向があり、様々な大名を怒らせている。


 【例】

 武田信玄「オタクの舎弟(家康)が、うちの領地にチョッカイ出してくんだけど。なんとかしてくんね……?」

 織田信長「おーけー。上杉謙信と仲直りしたがってただろ。何とかしたるわ」

 武田信玄「おい、舎弟の話はどうなった?」

     ↓

 ブチキレ信玄、上洛を決意する。


●信長「ワシを追い落とすつもりか?」

 光秀「将軍様が? まさか!? そんなことあったら、私が食い止めます」

 信長(いや、オマエのことを疑ってるんだけど。

    まあ、そんなつもりなさそうだから、いっか……バカ正直ものめ)

 信長「帰蝶の言ったとおりだ。にやにや。よきにはからえ」

 光秀「???」


●↑この辺りのやりとりは、

 道三「嘘つきは上に立つ者の器ではない。信用されねぇし」

 の教えが下地になってるのかな。

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