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悪魔6

 ふむ、この国の人間たちはまず家畜化するべきデスね。 悪魔信仰が深いこの国なら喜んでワタクシたちの家畜になるはずデス

 そう思っていたんデスが、嫌がる人間が多いデスね。 ただの家畜の癖に生意気デス

 ま、無理矢理というのも悪くないデス。 正直そっちの方が楽しそうデスからね

 ひとまず集めた人間たちを隔離しておくデス

 今までの暮らしや生活を捨てて家畜だということを認識させるためデス

 自ら服を脱がせ、狭い部屋に男女問わず閉じ込めて、最低も最低な生活に落として心を折るデス

 食べ物は残飯や生ごみ、トイレは部屋の隅にでもさせておけばいいデスね

 とにかく徹底的に自分が人間ではないと教え込むのデス

 逆らう者は見せしめに拷問して殺せば簡単に言いなりになるはずデス


「おい人間、お前たちはこれからワタクシたちの家畜デス。 わかったら服を脱いでこの部屋へ全員入るデス」


「家畜? 何を言ってるんだ? 私たちは貴族だぞ? お前のようなどこの誰ともわからん平民になぜそのようなことを言われねばならんのだ!」


 あーあ、馬鹿がやっぱりいたデスか。 そもそもこの国の王がここにお前たちを集めたんだからワタクシが王の命令を受けていると少しでも考えなかったんデスかね。 まぁ実際王に命令しているのはワタクシデスが


「馬鹿の相手はめんどくさいデス。 入らないなら殺すだけ、デェス!」


 まさに悪魔の笑顔を向けてやると、全員が息をのんで押し黙った

 私は今逆らった男を前に無理やり引きずり出すとその皮をゆっくりと剥いでやったデス

 その間他の囚人たちは目が閉じれないようにしておいたデスよ

 悲鳴を上げているけどワタクシの毒で動けなくしておいたから悲鳴だけを上げる人形。 とってもいい声デス

 皮を剥ぎ終わると地面に転がしておいたデス。 まだ生きて苦しむ姿が面白いデスね

 このまま眺めておきたいデスけど、他にもやることがあるんデスよね

 今の拷問を見て失禁してるやつらもいるデスが、ようやくいうことを聞くようになったデス。 素直なのはいいことデスね。 逆らってくれる方がたのしめるのデスけど


「さて、服を脱いだら中に入っておとなしくしておくことデスね。 こいつみたいになりたくなければ」


 皮が無くなって真っ赤なハムみたいになった男を踏みつけ頭をつぶすと、男はようやく死んだデス。 意外としぶとくていい玩具だったデス。 もう少し苦しめればよかったデスが、まぁいいデス


「ワタクシはこれからまだまだやることがあるデス。 お前たちに構うのはその後、精々それまで今の生活を噛みしめるがいいデス、人間。 クヒ、クヒヒヒヒヒ」


 人間どもはワタクシのことを恐れてる。 それがたまらなく気持ちいいデスね

 こいつらの顔がさらに歪むのが楽しみデス


 家畜部屋から王室へ戻り、この国の王の元へ。 今では完全にワタクシたちの言いなりになったこのバカな男はワタクシが部屋に入るなり膝まづいて足の甲にキスをしてきたデス。 正直こんな男の忠誠のキスなんていらないデスけど、服従するのはいいことデス

 

「王よ。 お前はこの国の住人がワタクシたちに逆らわないよう徹底的に勤めるデス。 逆らう者は捕まえてワタクシの前に出せデス。 そしたらご褒美にいいことをしてあげるデスよ」


「は、はい! かしこまりました!」


 王はすぐに部屋から出るとふれをだしに行ったみたいデスね

 あとは勝手に人間が家畜化するはずデス。 逃げ出す人間も捕らえて玩具にすれば楽しめるデス


「さてあとは、人間が集まるのを待ってから王以外全てを家畜化、キャリーの帝国支配が終わってから戦争の行方をのんびり観察するデス。 まあワタクシの仕事はあらかた終わりデスね」


 王室のベッドに横たわると先ほどの男の断末魔をおかずに自慰行為にふけるデス。 ああ、ミザリー、キャリー、早く帰って慰めて欲しいデスよ

 ワタクシは果てつつもミザリーとキャリーを思って再び指を動かしたデス

今回は短めです

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