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第壱話目 プロローグ

 自分は、死んだ。

 寝る前に玄関の戸締まりの未確認で空き巣に入られ、犯行発覚を遅延させる為に殺された。


 長生きしたいと思っていたが本当に死ぬ時は一瞬である、まるで魚を絞めるように肋骨の隙間をぬって心臓を一刺し犯人は、盗る物取ってそそくさと玄関から逃げてった。


 その時自分は、と言うと痛みで起きるも体内外に流れ出る血のせいで動けず血が無くなる感覚を感じながら親孝行できなかったなーと後悔し段々目が霞み自身の鼓動感じながら眠堕ちるように死んでいった。


 そして落下するような感覚を感じぶつかる衝撃で目が覚めた飛び起きた。


 悪夢見たんだ思い寝汗を拭おうと腕を上げたが違和感を感じ上げた腕を見ると腕が縮んでいることに気が付いたら。


 もしやと思い自身の身体全体見渡すと5歳児の頭身だった

 つまり死んだのは、夢ではなく本当のことで今は新しい人生が始まったらしい。



 取り敢えずベッドに座ったまま辺り見渡すと外はまだ暗く夜だった両隣には両親と思われる人物が男女一人づついて父親らしき人物いびきがやや煩かったので開いた口を閉めてからもう一度寝直した。


 あれから大体4時間位眠っただろかすると女性の声で「ルフト~」と起こされ足音が遠退いてた。


 目を開けると外はまだ薄暗くまだ夜明け前だった、すると「まだ起きないの日課のランニングでしょ」の再び声がした。


 記憶を掘り起こすと冒険者だった両親に憧れて半年前からの日課らしい。


 ランニングと言ってもまだ5歳児なので800m朝と夕1回ずつほどみたいだ。


 だいたい3分半位で走り終わりやや息切れするかしないか位での体力は身に付いているようだ。


 その後休憩を挟みながら槍術、剣術、斧術、弓術をどれか一時間の練習が日課でその後家の手伝いしてから午後は、法術等の勉学や練習が1日の予定となっていた。


 〔記憶が戻る前の自分スゲー〕


「今起きたよお母さん」そう言うとベッドから起き服を着替え靴を穿き、台所横にある水瓶から一口分の水を柄杓で汲み口を濯いでそのまま飲み込んだ。


「お母さん行ってきまーす」と言って家を出て家の周辺を探索するようにランニングを始めた。


 町の中はまだ朝早くだからか静かだがぽつりぽつり人が仕事の準備をしてるけどだいたいが漁師ぽい人か猟師ぽい人だった。


 両仕事共に生き物相手の仕事だからか念入りに準備して感じがした。


 そんな準備風景を横に走り抜けだいたい400メートル位走っただろうか自分の家より大きめの建物を見つけたが時間的に中を確認せずに来た道引き返し家に帰る事にした。


 帰りは来るときより少し速度上げて帰ることにした。


「はっはっはっやっぱり身体の勝手が違うコンパスが違うから思ったより速度が出ない」


「お母さんただいま」


「お帰りルフト、朝御飯食べる前に井戸で汗拭いて手を洗って来なさい~」


 手拭いを持って家の近くにある共同の井戸まで行きバケツを落として水を汲むがいくら滑車が着いてるとわいえ5歳児にはなかなかの重労働でポンプが欲しくなる。


 この身体記憶によると首都の方では広まってるぽいがまだこっちの地方には回って来ないみたいだ。


 やっとの思いでバケツを井戸に落ちないように補助紐を掴んでバケツを地面に下ろた。


 そう言えば自身の容姿を確認してないかと思い水面に写る自分の顔を見ると髪の色は灰色で右目はターコイズブルー、左目がコバルトグリーンのオッドアイの不細工でもイケメンでもない中途半端な容姿の男児が写されていた。


「うっわー二次創作の小説だと踏み台にされそうな虹彩と髪色だけど顔がモブっぽいこれでスキンヘッドだったら某漫画の趣味ヒーローみたいだ」


「そう言えばこんなことしてる場合じゃない、早く戻らないと」


 手拭いを入れて絞りそれで身体や顔拭いて残った水で手を洗い捨てた。


 手拭いで手を拭きながら家入っていった。


「お母さん手を洗って来たよ」


「それじゃお父さん起こしてきて」


「わかったよ、お母さん」


 寝室に入り父親が寝ているベッド登り父親の身体を5歳児の全力で揺らしながら声をかける。


「お父さん起きて、起きて」


「うっ、ヴっぅぅうーん後5分」


 さらに揺らしながら父親に声を掛ける。


「そう言ってまたお母さんに怒られる、それに朝は、絶対に家族全員で食べる決まりなんでしょ、起きて起きて」


 その言葉ばっと父親は、身体を起こした。


「それは不味いなまた母さんの雷が落とされたら父さんは、困るな!機嫌を取るのに何日をゆうするの事か」


「それじゃあ早く起きてよお母さんの機嫌が良い内に」


 そしてリビングに戻り椅子頑張って上がり朝食が食べられように待機した。


 それから1分位で父親は、リビングに入ってきた。


「おはようディーネ、ルフト」と言いながら母親を近づいて頬にキスをした。


 そして返すように母親は「おはよう、フリート」と父親の頬にキスをした。


 思わず前世ではそういう付き合いがなかった自分は横を向き舌を出して嗚咽をするとふりをした「おえぇー」と。


 そしてすぐに顔を正面に戻して「お母さん朝御飯まだ~」と催促した。


 すると二人は少し気まずそうに身体を離した。


「ルフトごめんなさいね~」と皿に朝食を盛り付けていきテーブルに並べられていった


 朝食はやや甘酸っぱい匂いがするフランスパンのような物と馬鈴薯と人参と肉のスープだった、


「主よ天よりお恵みに感謝します」そう言って両親は両手を顔の前で組祈りを捧げていたそれを見て自分も真似して祈った。


 そして元日本人なので組んだ手を合掌に変え心の中でも『いただきます』とも言った。


 両親は自分よりも長めにお祈りをしていたので合掌していたのはばれなかった。


 両親のお祈りが終わり食事に手を付けたので自分も食事に手を付け始めた


 まずパンからを付けた形フランスパンだが味は少し葡萄のようなやや酸っぱいような味が口に広がりとても不思議な感じがした。


 思わず「パンなんか酸っぱいよ」と聞くと。


 母親は「今日は少し趣向を変えて発酵に白ワインを水で薄めて使った」と答えた。


 思わずアルコールが入ってるのか、でもこの形なら焼く時に飛んでるはずと思い黙々と食べた。


 そう言えば両親の容姿しみじみ確認してない事に気付き食べながら確認した。


 母親は、プラチナブロンドの肩甲骨位のストレート毛先をパッつんに切り揃えである髪型にコバルトグリーンの瞳の美人。


 父親は、銀髪でソフトモヒカンのような髪型で瞳がターコイズブルーのイケメンだった。


 美男美女から色は引き継いだけど自分は、モブっぽいなーと思いながら食事をしていると食べ初めてから30分が経過し、ようやく食べ終わった。

 両親は先に食べ終わっておりニコニコとこちらを見ている。


「こちそうさまでした」


 すると母親がナプキンを持って口元を拭いてくれた。


「ご飯美味しかった?」


「美味しかったよ」


「休憩したら何時も道理、稽古するの」


「うん、お母さんやお父さんみたいに冒険者になりたいから武術も法術も練習して追いつきたいから」


 そう言って庭の物置小屋に行き中から素振り練習用の木製の剣や槍、弓矢に斧、盾と様々な形、長さの武器を取り出して今日1日練習するもの1つ選ぶのも日課と記憶にもあった。


 今日は槍の練習をすることにした最初は柄の中ほど持って素振りを始める。


 円の軌道を描きながら攻撃における基礎の縦の2通り、横の2通り、斜めの4通りと最後に突きの計9通りこれを穂先と石突のパターンと上段中段下段のパターンで練習していった。


  ―――――――――――――――――――――


 気がつけば身体中汗まみれになっており時間もそろそろ練習を始めて一時間がたちそうなのでそろそろ練習をやめて家の手伝いをしなければ。


 手伝いをする前にもう一度井戸に汗を流しに行った。


 先程と同じように落ちないように気を付けながら水を汲み汲んだ水で汗を流した水温は、相変わらず冷たいがすごくさっぱりわした。


 汗をながし終わり家に戻り母親に今日の手伝いは何をすればいいか聞いた。


「お母さん今日は何をお手伝いすればいいの」


「今日はお手伝いしなくて大丈夫よ」


「えっお手伝いしなくていいの?」


「良いのよ今日は、そうゆう日なのよ」


「ふーん不思議」


 午前中にやる事がなくなってしまったので午後にやる法術関連の事をすることにした。

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