表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
推しからの愛が強い件  作者: しゃのあーる
あなたとそれから
4/93

私の自慢の県

終電の時間ギリギリに新幹線のホームに辿り着けば、定刻通りにメタリックグリーンの車体が滑るようにホームの中に入ってきた。

そこで東京に住んでいるきゅうちゃんとはバイバイになる。

今日のお礼を言ってまた遊ぶ約束をして新幹線の中に。

指定席をとっているおかげでゆっくりと座ることが出来た。


ここからは多少、私の話になる。

私の住んでいる場所は田舎だ。

といっても、北関東だし東京には電車1本で出てこれる。

新幹線なら東京から1時間以内だ!←ここ重要

だが腑に落ちない事がある。

県北には、かの有名な徳川家康が奉られてるらしい神社や芸をする猿が見られる猿軍団、少し離れた場所になるがやたらと絶叫系マシンの多い遊園地や、アウトレットモールなどがあるリゾート地。

まぁ関東の小中学生の遠足地では重宝されているのではないかと県民ながら思う。

しかしながら、県央、県庁所在地である市の認知度は低く県外から来た人には「電車から降りたら街が餃子くさい」とか言われる始末。

うるさい!餃子で町興ししてるんだからしょうがないだろ!そんなに毎日餃子食べてねぇよ!!

週一では食べてるけど!!と、まぁ。心乱してしまったけどこんな感じだ。

苺も有名な物の1つだったが、これも他県の苺がスーパーで多く並ぶようになってきてしまった。

かんぴょうの生産は日本一だけどあまり県民にも知られていない悲しい事実。


あー、あー、聞こえてますか?

私の話を聞いてる人。

流通してるかんぴょうのシェア9割以上は私の県から出てるんですよ。

「え…○○県って東京から日帰りできるの…?」って思ったそこのお前、二度とかんぴょう食べれなくなる呪いをかけるからな。

かんぴょう巻に、ロールキャベツの巻いてあるヒモ。無くなったら困るでしょ?

…え、困るって言って!!!お願いだから!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ