表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

1話 ビバッ! 寝るだけ生活!

あらすじにもありますが、主人公がガチで怠惰です。

結構前に思い付いたやつを、設定をちょっと変えて載せてます。

自分的に結構シュールになる予定。

短いです。

――――めんどくさい。


それが私の前世からの口癖だった。


ついでに言うと、働きたくない、動きたくない、寝たいも私の口癖だ。

それは今現在も、決して変わることはない。


そんな私が前世日本で若くして死に、異世界で新たな生を受けたようだ。


“魔法と剣のファンタジーな世界に”


貴族らしき金持ちの家に生まれ、侍女達に面倒を見られる至れり尽くせり生活。


うむ、素晴らしいな。

異世界転生も悪くない。

ほぼ前世と変わらない生活だが、向こうではたまに仕事しなければいけなかったからな。

ファンタジーと言われれば、私はやったことはなかったが、前世兄のゲームプレイをソファーで寝転がって傍目に見たことがある。

そういった世界は、力が全ての実力主義な筈だ。

ドラゴンや魔物とかもいるかもしれない……興味はないけど。


しかし、きっと一部の人間達には喜ばれる世界なのだろう。

兄曰く誰しも魔法には、少なからず憧れを持っているものらしい。

けど、私は例外だ。


何故なら、そんな世界に生まれた私の感想は、“この世界に()魔法はあるのか”なのだから。


私は前世から、魔法使いだった。

だから、前の世界では隠された存在だけど、この世界はメジャーなのかくらいにしか思うことはない。

私にとって重要なのは、自分がいかに楽しく快適で楽な生活を送れるかだ。

他の雑事には、微塵も興味はない。


“怠惰な魔王”


私は前世で、そんな大層な二つ名で呼ばれていた。。

私には前世から魔法に対して、とてつもない才能があったのだ。

それこそ大国を相手に、戦争できると言われていた。

現に小国を、幾つか蹂躙したこともある。


そして今世で魔法があることに、すぐ気づいたのもその為だ。

いつもの癖で発動しようとすると、その効果を発揮した。

そこでこの世界にも、魔法があることに気づいたのだ。

魔法があると便利だ。

身の回りの全てを魔法で、楽にどうにか出来る。

邪魔する敵を、赤子の如く捻り潰すのも容易い。


だから、今世でも私は私らしく何が起ころうとも、誰が敵になろうとも、楽々ぐーたらライフを極める事を決定した。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ