艱苦
いつも目を通して頂いている方、ありがとうございます。
偶々通り掛かった方、少しだけでも目に留めて頂ければ幸いです。
ちゃんと笑えてるかい
ちゃんと涙流せてるかい
ちゃんと怒れてるかい
ちゃんとへそを曲げれてるかい
当たり前の感情が
当たり前だった感情が
壊れていく感覚
失われていく感覚
不安と恐怖で押し潰されそうになる
ちゃんとご飯食べれてるかい
ちゃんと水分採れてるかい
ちゃんとトイレに行けてるかい
ちゃんと遊べてるかい
当たり前の行動が
当たり前だった行動が
出来なくなる感覚
身動きとれなくなる感覚
不安と恐怖で押しつぶされそうになる
くだらない がらくたの苦悩が
まとわり付き 思考に制限を掛ける
些細なことだって理解は出来る
他の人なら気にもしないことかもしれない
でも僕にとっては
オスミウムの塊で
ウルツァイトの壁で
カドミウムの飲料で
ツングースカ隕石の直撃で
僕の心身は崩壊寸前
崩壊しているのかもしれない
それでも生きている
生かされている
この世界は残酷で美しい
この世界は悲惨で美しい
この世界は醜くて美しい
この世界の悲劇は喜劇
君はちゃんと笑えてるかい
君はちゃんと声を出して泣けるかい
君はちゃんと叫べるかい
君はちゃんと前を睨めるかい
胃が爛れて 胸が熱くなって
呼吸が苦しくなって
ただ立つことさえも叶わなくなって
のた打ち回ることも出来なくなって
不安と恐怖で押しつぶされそうになっても
まだ感覚があれば大丈夫
まだ感情があれば大丈夫
不安と恐怖を感じれるなら大丈夫
思考し続けろ 思考を止めるな
僕が僕であるために与えられた たった一つの権利
思考し続けろ 思考を止めるな
僕が僕であるための たった一つの証
思考し続けろ 思考を止めるな
僕が僕であれさえ在れれば 出来る行動
大丈夫だ
まだ大丈夫だ
絶望を感じれるなら大丈夫
僕はまだ前に進める
共感出来る部分、反感を買う部分、訳の分からない部分、色々あると思います。
ただ、こんな思考をする生き物もいることを知って頂ければ。
そして、少しでも興味があれば、他の詩も目を通して頂ければ。