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鬱くしい日々に

作者: JK死体

「私」を、あなたは架空現実どちらととりますか。

どうしたことか私は平凡な人生しか選択されていないようだ。


これまで平凡な人生を送ってきた私は至って普通の人生を歩んできた。

これはずっと変わらないのだろう。

偏差値は58、体力テストはB、五体満足。

個性は………ないのだろう。


そんな私は中学校でほどほどに勉強して中の上程度の高校へ入学した。


私はそこで写真部へ入った。


平凡な私は趣味もなかった。ここまでくると平凡ですらないような気がしてきた。


写真部で同じ学年の女子はお嬢様、病弱、声優ヲタ、ジャニヲタ…あと唯一の男子はやたらメカに詳しかった。


そのなかでもやはり私は平凡だった。いや、むしろ平凡より落ちたのかもしれない。


一年生、総勢五人は全員一度はコンクールに出品したのである。お嬢様は特別賞を貰って声優ヲタは佳作に入った。


しかし本年度、写真部一年の人数は六人である。



仲間はずれは誰かしら



そんなもの決まっている。個性も趣味も技術もない私だ。


私だけコンクールは毎回予選落ち、先生からも何が撮りたいの?と言われる始末。


前述した通り、お嬢様は特別賞で声優ヲタは佳作入賞。この後にもコンクールはあって、唯一の男子部員も賞を獲った。ジャニヲタと病弱もコンクールに通って先生に褒められた。


私は部活を辞めるべきか?


悩んでいた時、あれは確か夏合宿が終わってしばらくしてたから…9月の終わりくらい…にメカヲタ男子部員の友達が二人入部してきた。ここではイケメン君と頭脳君としておく。


二人は誘われたから入ったようだった。写真には微塵も思い入れがないようだった。


しかしその二人は入部直後のコンクールで本選までのしあがった。


そのコンクールはお嬢様も出品していた。


私は出したことがないのでコンクールがわからない。コンクールに出す前に顧問から出していい写真が言われるからだ。


従って私は顧問から写真を褒められたことはない。いつも疑問形だ。何を撮りたかったの?


そればっかりで嫌になる


私以外みんな写真の才能がある。新しく入ってきた人にまで抜かされる始末。


私には何もなかったのだ。


こうなると思考は急転直下するもので私は何してもダメだとそればかりになった


勉強もできなくばスポーツもできず、才能なんて持ち合わせていない


鬱々とした思考でぐるぐるしていたらいつの間にか友人はいなくなった


それでも引きこもらなかったのはそれほど重症ではなかったことと、私立に入れてもらったからだ。


好きだったアニメをみることもなくなりかつては大好きだったイラスト投稿サイトを見ては自分に絶望する日々



そして私は進級した



相変わらず自分の生きる意味は見出せず一年の頃からの首を絞める癖はかわらなかった。


苦しんで咳こんで酸素を吸う、一連で人生を元に戻そうとした。


そしてそれは今も続き、書いている間に幾度も死のうと思った。


最近私はLINEで愚痴部屋なるものを作った。誰かに話を聞いてもらいたかった。


しかし集まったメンバーはそろいもそろって私よりもよっぽど過酷な人生を歩んできたようだ。


一人は意識障害、もう一人は母と姉が鬱病。私は普通でした。


そもそも普通が鬱ぶることが悪いのだ平凡な人生の歩み方しか知らない。


案の定お前の悩みなんて私にくらべれば小さいことだ、と。


これでもだいぶ悩んでるんです。


なんの権利があってお前は私を貶める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


そして今に至る。


この小説として体をなさない文章の羅列は私の懺悔である。高校入学から今まで…


小説家でもない私の、この読みづらい文章を読みきるひとは少なかろう。


それでも私は誰かに聞いてほしかったのだ。


告白を懺悔を過ちを、


そしてこの平凡な人生にもうじき私は別れを告げるでしょう。


これが投稿されてから自殺した馬鹿な女が発見されたらそれはもしくは私かもしれない。


その時は形だけでも私の死を悲しんではくれないか。


それでは…鬱くしい日々にさようなら…

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