ゲームの中へ
ある日僕は、ゲームの中に入っていた。
「って、なんでだぁ――――――――――!!!」
まてまて、いったん整理しよう。
まず俺は、学校が終わって帰宅した。それからゲームを始めようとして・・・。
そうだ!だんだん意識が遠いくなって行って・・・気付いたらこうなっていたんだ。
何でこんな事になんなきゃいけないんだ・・・。俺はただ、ゲームをしたかっただけなのに・・・。
とりあえず、現状確認だ。
見知らぬ部屋に俺はいた。カーテンを開けると、
「あ、おはよ~響介。」
「え?」
なんで俺の名前を知ってるんだ?というか誰だあの子?
「ん?どうしたの響介?」
「え。い、いや。何でもない。」
「そう?」
いったいどうなってるんだ。俺はこんなゲームはもってない。もしかして今始めようとしたアイツが渡してきたやつか?アイツ何考えてんだよ。
「もうすぐ行くからちゃんと準備しておきなさいよ♪」
「お、おう。」
とりあえず今日は学校で、今は朝ってことなんだよ・・・な。
と、とりあえず着替えないと。えっと、クローゼットに入ってるよな。
「おにぃ~ちゃん。早く起きないと。」
「お、おう。わかった。」
だ、誰だ?「おにぃ~ちゃん」ってことは、妹か?
ピンポーン
「は~い。あ、菜月さん。ちょっと待ってください。」
やっべ。もう来たのかよ。
「おにぃ~ちゃ~ん。まだぁ?もう菜月さん来たよぉ~。」
「すぐ行く。」
あぁ、もうなんでこんな事になってんだよ。つうかここどこだよ⁉
『説明しましょう。』
え、何?
『私は、あなたのアドバイスをする、まぁ、アドバイザーのようなものです。わからないことがあったら聞いてください。あと言葉にする必要はありません。心の中で、呼びかけてくれたら反応しますので。』
わ、わかった。とりあえず、ここはどこだ?
『ここは、あなたがしようとしていた、ゲームの世界です。まぁ、あなたの推理道理です。』
なるほどぉ・・・、ってなるかぁ!と、とりあえず学校に行けばいいんだよな?
『はい。そうです。道案内なら任せてください。』
そ、そうか。
〖ガチャ〗
「ねぇ響介。なんかだるそうだけど、大丈夫?」
「え、あ、あぁ。大丈夫だ。」
はぁ、なんでこうなったんだよぉ~~~~~~~~~~!!!!!!!!