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騎士の誉保護フラグ破壊
『ここは通さんぞ! 王の守りの堅牢さを知れ!』
「邪魔だ。退け」
『『グアアアア!!』』
王国の紋章ーー赤竜の紋章をつけた近衛騎士たちが現れたので、デマキの通常攻撃でまとめて切り裂く。
『一撃で王国の主力を纏めて……! 神がかり的な操縦技術まででなく、極大魔法までをもできるというのか貴殿は!』
「大袈裟に騒ぐな。雑魚を相手にするのに技術もクソもない。ささっとジジイを処分するぞ」
『待て! 我々は負けた! このまま落ち延びれば騎士の誉に傷がつく! 慈悲をくれ!』
動かなくなった近衛騎士たちを放っておいて先に向かおうをすると、近衛騎士の一人がそう要求してきた。
「敗北者が勝者に命令をするな。死にたければ、自分で始末をつけろ」
『勝者にトドメを刺されなければ意味がないのだ……!』
「アホなお前に教えてやろう。敗北した時点で誉などはない。負け犬ならば負け犬らしくそこで伏せていろ」
『おのれ! 悪魔が!』
背後でまたアホがうるさかったが、敗北したというのに名誉が欲しいという甘たれにこれ以上付き合う価値もない。
放っておいて王のもとに向かう。




