実践演習フラグ発生
この世界の騎士の仕事は多岐に渡る。
鎧に乗って戦争で戦うことはもちろん、罪人の処罰、仕えてる領主への奉公、治安維持、モンスター討伐。
領地として機能させるには、騎士がこれら全ての習熟をすることが必要だが、アナベルの話によると練習相手の雑魚がこっちに足を運んでくれるということなので、罪人への処罰の次は鎧の操縦について覚えさせることにした。
ここ数日で操縦の基本については仕込んだので、あとは雑魚どもで実践演習を積む段階まで来ている。
『マスター、ルシフェル子爵とアザゼル男爵の領地から通信波遮断の魔道具の魔力波が感知されました。皇都への通信を遮断することが狙いと思われます』
「ほう、動いたか。そろそろ王国のセイクリッド辺境伯も動く頃か」
デマキの報告で宰相派が動き、本格的にことを始めるのを察したので、騎士たちに号令を出すことにする。
「貴様ら、今日は多数の親切な協力者によって実践演習ができる運びとなった! 相手方は殺すつもりでくる! 貴様たちも今までの訓練の活かし、殺す気で挑め!」
「「うおおおおおおお!!」」
騎士たちがスピアの腕を上げると、王国側から鎧の大群が来るのが見えた。
「演習開始! 来客をもてなして差し上げろ!」




