王族侯爵クラス
エルム・ナイトメア
ネヴィア・ギー
アカヒメ・カブキ
奴隷の中でこの3人が王族侯爵クラスの魔力を持つ者だった。
エルムは犬の獣人で、ネヴィアはアヴァロン王国の男爵家の元令嬢、アカヒメはジャパランドという謎の島国出身の元娼婦と言う具合で、話しを聞いた時点ではこの世界で最高レベルの魔力を持つ由来を持っている感じではない。
『ネヴィアは以前遭遇した王族と似通った魔力波を観測しているのでアルゴ王の落胤の可能性があります』
たまたまそんな突然変異で魔力を多く含んで生まれた奴らが一堂に会するのかと疑問に思っていると、デマキがそう報告してきた。
「アルゴ王の落胤か。こうして奴隷落ちした者から出てくることを考えると王国に腐るほどいそうだな」
『王国全土を捜索して騎士として召し上げましょうか?』
「いらん。俺の領地をワンパクジジイの託児所にするつもりか」
俺はジジイのようなクズが嫌いなのだ。
わざわざ奴の蒔いた厄介ごとの種を拾ってやると思うと虫唾が走る。
「それに今はもう十分に揃っているからな。集めることよりも運用して機能するようにさせることのほうが今は必要だ。ちょうど罪人が腐るほどいる。まず手始めに罪人の処罰から始めるか」
ついでに胸糞を殲滅するための情操教育もすることにしよう。




