領地胸糞汚染フラグ破壊
「鬱陶しい。いきりたつな」
接近してくるアロンダイト専用鎧ーーオートクレールの頭を短槍で突く。
「ほう」
いい鎧のようで、顔面を破壊されても戦闘不能にならずに立っていた。
追撃をかけようと思うとロングソードが光り輝き始めたので、軌道を読んで胸の魔核のある場所に一撃入れる。
『ここまでか……』
鎧はだらりと力なく倒れて、戦闘が終わった。
ハッチを飛ばして、アロンダイト公爵を引き摺り出す。
「こいつも豚箱に詰めておけ」
『王国で高い地位にある人物ですがよろしいのでしょうか?』
「賊に階級などはない。賊は賊だ」
『承知しました』
「あとは奴隷たちか」
こいつらを片付ければ、この胸糞施設をこの世から抹消できる。
『この奴隷の中には王族侯爵クラスの魔力持ちが複数います。このまま騎士団として雇うことが最善だと演算結果が出ました』
「奴隷たちの方にも王族侯爵クラスが居たか。ならばちょうどいい騎士として召し上げるか。一先ずはここを吹き飛ばすのにこいつらが邪魔だ。一時的に旧ディアブロ城に転移させろ」
『承知しました。奴隷たちの転移完了しました』
「よくやったやっとこの汚物とおさらばできる」
極大魔法『緋嵐』ーー巨大な赤い嵐を起こし、空の彼方に天幕を吹き飛ばす。
胸糞が吹き飛ばせたことで、俺の領地が浄化された。
ひどく晴れやかな気分だ。




