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12 勧誘と授業

 事前知識として、ダンジョンとは4つある。

 1つ目は、C 級ダンジョンである、狼ダンジョンだ。

 Cランクパーティー単体で攻略可能である。

 低階層ではウルフにゴブリンが出てくる。


 十階層以降は、一度戦った剣狼(ソードウルフ)が単体で出てくる。

 さらにゴブリンナイトなど、ウルフに乗ったゴブリンも出てくる。


 二十階層以降では、ゴブリンロードという、二メートルの筋骨隆々のゴブリンが出てくる。

 ほぼ止まらず、ゴブリンが出てくるので、パーティーじゃないと攻略できないといわれている理由だ。


 三十階層では、ボス部屋があり、大剣狼(ロングソードウルフ)と、剣狼(ソードウルフ)の群れにお出迎えされる。


 2つ目は、Bランクダンジョンと言われており、タワーダンジョンと言われている。

 このダンジョンは、十階層おきに出現する魔物が変わり、一階層進むごとに魔物ぼ出現量が増える。

 十階層までは、ゴブリンナイトで、一階層ごとに一体ずつ増える。最初は一体だ。。


 二十階層までは、剣狼(ソードウルフ)十体から一体ずつ増える。


 三十階層からは、鬼人(オーが)と、大剣狼(ロングソードウルフ)が一体ずつ、最初にいて、一階層進むごとにコボルトが十体ずつ増えている。


 四十階層からは、鬼人(オーが)の群れ5体で、大剣狼(ロングソードウルフ)が一階層ごとに行ったずつ増えていく。


 五十階層は、鬼人王(オーガキング)と、鬼人(オーガ)五体と、戦う。


 Aランクダンジョン以降は公開されてない。

 Aランク冒険者になれば入るのを許可されるらしい。

 頑張らないとな。

 それはともかく、勧誘だ。


「ローリー、俺のパーティーに入らないか?」


「実直で、率直だね。まあ確かに、サーシャちゃんも入る可能性が高いパーティーだ。

 この調子でいけばSクラスの生徒が四人もいることになるんだしね。」


 サーシャはわからんが、勧誘のチャレンジはしてみるよ。


「勧誘はしてみるが期待するなよ?」


「どうせ彼女はこのパーティーに入るんだろうから、僕もこのパーティーに入るとするよ。」


「助かる。」


 ・メンバー候補

 ・ニッケル=ローランド

 ・ニッケル=シャーリア

 ・ハンブレーウス=サーシャ......エルフ[仮]

 ・ローリー=ウィルコックス


 こんな感じかな。

 順次増やしていこう。


「サーシャ。俺のパーティーに入らないか?」


「うん!ていうか、もとよりそのつもり。」


「まじか、ありがとう。」


 こんな感じで勧誘はあっさり終わった。


 ***


 キンーコーンカーンコーン


 地理・歴史の授業の始まりのチャイムが鳴った。

 まず今我々のいる国についてだが、箇条書きのノートを見せるべきだろうか?


 ・この国は、最西端に位置する島国が、ある伝説の王、クロノス=レストレンジによって建国され、レストレンジ王国として名を世界にはせている。

 ・ここで、王を補助し、国に安寧をもたらしたと言われる、賢者であり、校長は、重力属性と雷属性を持っており、さらに生まれつき人より数十倍も魔力が大きいため、昔は宰相をしていたそうだ。

 ・隣国、ファルター王国では、歓楽街の長が、街の領主として独立し、そのまま国の王にまで、成り上がった。

 ・その2つの国の国境である、ラーオン伯爵領と、メルト辺境伯領では、日々争いが絶えないという。


 ここで少し思うところはあるが、無視だ無視。


 ・メルト伯爵領北部には山があり、そこの名前は、クロスマウンテンと名付けられている。

 ・海からクロスマウンテンまで、クロス川が、繋がっているからこそ、ここまでの領地を広げることができたと言われている。川が繋がっていると、ふねで物資を送りやすいからだ。

 ・クロスマウンテンは火山であり、近くは観光名所で溢れているが、その隣は不毛の地のため誰も手を付けたがらないとのこと。

 ・不毛の地の名は灰の大地と言われている。

 ・空気が汚染されているため、誰も近づけないそうだ。


 ここで、授業は終了した。


 非常に不可思議な内容だが、ある程度予測できる。

 主な原因は硫黄だろう。


 硫黄と言えば匂いなどで有名だが主な除去方法としては、


 放射線を浴びせること。


 水と酸素の割合を調整し、硫化水素に変えることで人体への影響を少なくすること


 等が挙げられる。

 まあ、今の俺には関係のない話だ。

 暗殺者の勉学は不要なもののため、分解するだけで、他の知識は必要としなかった。

 今になってそれを公開するとはなんとも度し難い。


 ともかく風属性でなんとかできる可能性が高いということだ。

 それより驚いたのが、校長の属性だ。

 固有属性(ユニークスキル)である雷属性に加えて固有属性(ユニークスキル)の、重力属性だ。

 ようは、魔法使いなのに近接でも戦える物凄くヤバい人なのだ。

 つーか、この王国がこれほど発展したのも校長のおかげという衝撃の事実だ。

 どうせなら、この世界で爵位をもらったなら不毛の地の灰の大地を貰おうかな。

 そんな事を考えていると、次の授業が始まった。

 次は、魔法陣数学というものだ。


「授業を始めます。先ずは魔法陣数学とは何か?ニッケル=ローランド君、お答えください。」


 予習はバッチリだ。


「魔法を打つときに、いかに素早く打つための陣の構築の仕方です。」


「エクセレント!簡単に言えばそういうことですね。この世界では、遅効性の魔法というものがあり、これには、火属性である、シャーリアさんなどいろいろな方々がわかるだろうと思うのですが、ある条件を満たしたときに発動する魔法、これを1年生の二学期までのテーマです。2年生の二学期からは、一人一人教授がつきます。なんせ、人数なんて両手2つで数えれるかどうかの数にその頃はなっていますからね!兎に角、魔法の属性によって効果は違いますが、これの応用として、ある一定時間、火を放ったり、光がついたり、風が吹いたりするなどというようなこともできますね。」


 一定時間効果が出る魔法は非常に便利だろう。

 真っ先に習得すべき分野だな。


「さらに、付与魔法などありまして、それは完全に他分野になってしまいますね。失礼、失礼。ともかく、皆さんは選ばれているのです!」


 ローリーが手を上げて質問する。


「先生。魔力量倍加と槍聖属性の俺はどうすればよいのでしょうか?」


「いい質問ですね!この魔法はいかに効率よく魔法を使うかに焦点を当てるので、そんなに小さなことは気にしないで構いませんよ。」


 先生がそういうと、ローリーは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしてて、少し面白かった。

 まあ、意外なのは確かだな。


「ここまで皆さん、ご理解いただけましたか?

 では、これから重要なものの1つ目は比例です。比例とは片方が1増えるともう片方が2増える。片方が2増えるともう片方が、4増える。このようなものですが、魔力と威力は比例の関係にありますが、倍率は人それぞれです。いかに魔力を効率良く使うかが、此の世界での鍵です。」


 そういった言葉の端々には自信が満ち溢れていた。この先生はとても信頼できるなと判断し、授業の続きを傾聴するのだった。

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