ジャンクフード
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
主人公の性格が宜しくない気がします。
毒舌という事です。
人間というのは、時折ジャンクフードを食べたくなる生き物である。ビタミン、食物繊維を著しく欠けた、カロリーの暴力で腹を満たすあれを、狂おしく求める事がある。別にそれを異常だと感じた事はないし、誰にでもある感覚だと感じている。
だから近くのハンバーガーチェーン店に駆け込んで、ちょっとお高めで、バンズとパテが倍になっているものを頼んだ。これで多分、満足する事だろう。
形が崩れる事はなかった、タワー状になったそれ。店員さんに感謝である。上下から潰し、口を開いてかぶり着く。パンズとパテと、申し訳程度のキャベツが口の中を転がり回る。歯でお潰した時に、濃いめのソースが舌の上に乗る。
食べて見た感想は、ゴテゴテのジャンクフードである。それ以外にはない。噛めば噛む程にその認識は脳内を埋めつくして、思考をスカスカにしていく。ただ腹とカロリーだけを満たすだけの食べ物。ジャンクフードとはそういう物だ。それ以外は何も無い。分かっていた筈なのに、バーガーを一つ食べ終えた時には、何だかとても虚しくて、心が空っぽになっていた。
「なにお前、お昼まだだったの?」
ハンバーガーセットを一つ食べ終えた後に、暇そうにしているであろう知人を呼び寄せた。訪れたのは近くのファミレスである。心が乾いたのなら、潤せば良い。人を使って、食べ物を使って。
「いや、ハンバーガー食べた。セット」
「太るぞ......」
「貴方に言われなくとも分かってる」
青ざめた知人の反応を軽くあしらい、半人前のパスタを頼む。栄養素の観点から見れば此方だってジャンクフードなのに、何故か頼んでしまう。
乾いているから求めるのだ。ゴテゴテのガラクタを。何の栄養にもならないもので、スカスカな思考をよりスカスカにする為に。そうして考える事を放棄したら、きっと何も悪いことは考えない。
「虚しいの。疲れて何も考えられなくて、結局こうして心をどん底まで落とし込んでしまう。笑えば良いよ」
私も所詮、極端な養分だけを含んだだけのガラクタ品。ジャンクフードの事を笑えない。
「......今度は俺も呼べよ。虚しさを埋める為に、何もどん底まで落ちる必要はないだろ......」
ハンバーガーとかのジャンクフードが食べたくなりません?
私は時折起きるんですけど。
そういう時って、大抵心身のどちから、もしくは両方が疲弊している時に多いんです。
※疲れると偏食にぶっぱする人間。
でも食べ終わった後の精神的な虚しさってなんなんでしょう。
人の手料理で精神の飢えを満たしたくなります。
嘘に聞こえそうですが、ハンバーガーは好きですよ。
子供の頃から好きですよ。
今回もそんな子がメインです。
疲れて偏食して、虚しさに打ちひしがれる子の話。
だからちょっと人当たりと物言いをキツくしてます。
本当に必要なのは、ハンバーガーとか、ファミレスの食事ではなく、誰かの(自分でも可)手料理を一緒に食べることではなないでしょうか。
プラネタリウムの話が書きたいです。幻想奇譚で。
最近はほぼ生解説とかやってないですが、やっぱり私は其方の方が好きです。
解説オンリーでめりめり責めて欲しい。
余裕があったら宜しくお願いします。