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八話

なぜか俺はルナの小屋の中にいた

訳が分からない 俺は外で寝ていたはずだ

なのにどうしてこんなところで寝ているんだ?


横で呑気に寝ているルナはいつもよりかわいく見えた

結んでいる長い髪を真っ直ぐに伸ばした姿は、王女にも匹敵するほどに可愛かった


「すぅすぅすぅ……」


ルナは隣に俺がいることなんて知らずに寝ている

ていうか、これ起きたらまずいんじゃないか


もしかしたら、俺が勝手に入ってきてしまったのかもしれないし

原因が分からない今は、下手に刺激しないほうがいいだろう


俺はそっとベッドから降り、ドアに向かう

しかし、ルナの魔法の杖に引っかかり大きな音を立てて倒れた


カラーン……


あ、終わったわ

ルナがもぞもぞと動き出す


「んんーー? 何? もう朝?」


ルナが起き上がった

ルナの目の前にはまさにベッドから降りようとしている男が一人

まるで情事後のように


「ーーーっつ!!」


ルナは声にならない声を出した

えっと、何か言ったほうがいいのかな


「あ、あの おはよう、ございます ルナさん」

「あんたねぇ……」


ルナの顔が真っ赤に染まる

これは逃げた方がよさげだ

俺は寝袋を抱え、ドアから出ようとした


だが、出れなかった

ルナがカギをかけたのだ

もう逃がさないぞという風に

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