百八十七話
ルナにそう聞かれた
俺はペレジネとキリリスに会ったことを伝える
「そう またあいつらが来たのね 一体何を企んでいるのか」
「さあな あいつらの考えは俺たちには到底分からないモノなんだろう それに知ってどうこうって話でもないしな」
俺とルナはそう言いあった
そう言えば、レフコンの姿が見当たらないな
どこかにいるのか?
「レフコンなら街の人と遊んでいるわよ ほら」
ルナが指をさしたとこには、子供たちと楽しそうに遊んでいるレフコンの姿があった
神話の世界の白龍もあんな表情をするんだな
「あ 勇者殿 おかえりなさい 必ず戻ってくると信じてましたよ!」
「そうか レフコンもすっかり子供たちと打ち解けたみたいで何よりだ」
レフコンは苦笑を浮かべる
一見楽しそうに見えるがレフコンがいじられているだけなのかもしれない
「そう言えば、レフコン あの青い炎について何か知っているみたいだったけど 何か心当たりでもあるのか?」
「いや そんなことはないですが……」
レフコンは言い出しづらい顔をしている
まあ、今はいい 言いたいときに言ってくれればいいさ
「とにかく今日はここで休ませてもらおう 明日はいよいよ魔王との決戦の日だし、体調を万全に整えておかないといけないしな!」
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