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百八十三話

レフコンも錯乱していたが、気持ちを切り替えたのか人々の救出に全力を尽くしていた

龍の姿になれるようで俺やルナが救出した人たちを安全な場所に避難させていたり活躍していた


「よし これで全員か?」

「私の娘は!? わたしの娘がいないわ!!」


母親らしき女性がわめいている

自分の娘が避難場所にいないらしい

まだあの中に取り残されているのか?


「あの子は病気で声が出せないの! だから私が行かないと」

「お母さん 気持ちは分かりますが落ち着いてください! 今あの中に行けばお母さんもタダでは済まないですよ」


俺は母親の真剣な表情を見て決心した

ここは俺が行かないと

勇者として俺がこの人の娘を助けないといけない


この人は今困っているんだ

そんな人を放っておけるはずがない


「分かりました 俺が探しに行きます ルナとレフコンはここで待っててくれ」

「そんな一人じゃ無茶よ! 私も行くわ!」

「ルナの言う通りだ 私もまだ動ける 一緒に連れて行ってくれ!」


二人は俺にそう懇願してくる

だが、俺はそれを断った


「二人にはここに残ってもらう この場所には人が多く集まっている 人が多ければ多い方が安全だ」

「勇者殿 そうは言いますが……」

「レフコン 今は勇者の言うことを聞きましょ」

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