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百八十話

「そうね これ以上何かされるのもごめんだわ」

「私も白龍でありながらこんな失態をさらし続けるのは嫌だ」


ルナもレフコンも同意見のようで安心した

そうと決まれば、早速行動だ


と、意気込んだのはいいが肝心の出口が分からない

というのも、この建物は部屋が多すぎる

手当たり次第に部屋を見て回っているが、出口らしきものは見つからない


「くそッ! ここはどうなってるんだ!?」

「私は方向音痴だから勇者に任せるわ」


そうだった ルナは極度の方向音痴だった

そんなのでよく生活してこれたな


「そうだ レフコンが龍になってこの建物自体を壊して脱出すればいいんじゃないのか?」

「残念だが、それはできかねない」


レフコンが残念そうに言う

何でだ? 体に異常はないんだろ?


「私の体に異常はない が、この建物自体に強力な結界が張られており龍になることができないのだ」


細かいところも抜け目がないときたか

イーリス 敵に回すとこんなに厄介なものになるのか


「ダメだわ 魔法も使えない」

「何だよッ! 何か策はないのか?」


俺が壁を叩くと少しへこんだ

ん? 壁には傷がつく


魔法は使えない レフコンは龍にはなれない

でも、壁を壊すことはできるというわけか


「いい事を思いついた 手を貸してくれ」

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