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百七十八話

「それで勇者さんは何にお困りなのですか?」

「それが、他の二人とはぐれてしまって」

「ほう そういえば魔法使いの子と綺麗な女性がいませんね その方々とはぐれたんですか?」


よく覚えていたな


「ああ でも選択おじさんに居場所が分かるわけないよな」

「勇者さん 寝言は寝て言ってくださいよ 私は選択おじさんですよ? 勇者様に正しい道を示すために来たんですよ 目的も果たさずに帰れますか!」


どこに情熱を注いでるんだよ

まあ、居場所を知ってるというなら助かる


「どこにいるんだ?」

「私によると、ここをまっすぐ進んで左から三番目の扉を開けるといいかもしれません」

「そうか! ありがとう!」


俺は選択おじさんにお礼を言って去った


「勇者さん この世界を必ず救ってくださいね 期待外れなことしないでくださいね」


選択おじさんはそう言ったが、勇者の耳には届かなかった


俺は選択おじさんの言う通りに左から三番目の扉を開けた

だが、そこには誰もいなかった


「おかしいな 選択おじさんが間違えたのか?」


俺はそう思い、元来た道を戻ろうとする

そんな時、どこかから声が聞こえた


「…………!」


くぐもっていてよく聞こえないが、女性の声のように聞こえる

ルナかレフコンか どちらでもいい

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