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百七十六話

俺の剣は確かに当たった

だが、そこにイーリスはいなかった


逃げたのか、本当に当たって死んだのかは分からない

どちらにせよ もう俺達に関わってくることはないだろう


「この場所を出てルナたちと合流しないと」


俺は何も分からないこの場所を出ることにした

扉は一つしかなく、窓もない部屋だ

俺はその扉から外に出た


「あの子、結構やる子ね」

「ああ 私も少し侮っていたようだ」

「よく言うわ あの子のこと何も知らなかったくせに」


勇者が出て行った部屋の中で二人が話している

間一髪のところでルーエンに助けてもらったイーリスがいる


「あなた何も攻撃手段持っていないのに、よく勇者と関わろうとしたわね?」

「仕方ないだろ これも研究者のさがというものだ」

「まあた そんなこと言う そう言っていつも失敗してきたじゃない」

「昔からよく言うだろ 失敗は成功のモットーって」

「成功のもと、ね」


そんな軽い話を二人はしていた


「それで、あの二人の方はどうなんだ? 私は勇者の方にしか興味がないんだが」

「あの子たちの方が強いわよ 魔法使いの子は時を操れるらしいし、もう一人の女性の方は今は力が衰えてはいるものの神話級の白龍みたいだったし」


その話に、イーリスは興味を持たなかった

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