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百六十六話

「仕方ないんじゃないのか 最悪一つくらい抜けても魔王に勝てる可能性はあるんですよね?」

「ああ 五石のすべての力を使わなくとも勝てる可能性はある だが、保証はしない」


先代の勇者はそう言い切る

そう言わざるを得ないだろう


「仕方ない ここの五石は諦めよう さっきも言われた通り人々の生活にまで影響を及ぼすことはしない方がいいだろう」


ルナもレフコンも不満そうな顔をしていた

皆の士気が下がっている

何とかしてあげないと


「ほら 落ち込んでいても仕方ないだろ 王様から最後の一つをもらいに行こうじゃないか」

「そ、そうね いつまでもウジウジしてても何も始まらないしね」

「そうだな 私たちも切り替えていかねばな」


ルナとレフコンにも気合が入ったようだ

そんな中、俺は心の中ではまだ不安を抱えていた


「大丈夫だ お前ならできるはずだ」


先代の勇者に肩を押された

そうだ 俺は勇者なんだ

この世界を守るためにはどんなことだってやってやる


そして、俺達は王の待つ城に戻った

王は俺達を歓迎してくれた


「勇者よ 久しぶりだな 魔王は討伐できたのか?」

「いえ、その魔王を討伐するのに必要な物を取りに来ました」

「ほう その物とは?」


王の圧に俺は一瞬たじろぐ

だが、俺は意を決して言う

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