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百六十一話

先代の勇者はレフコンの方をちらりと見て言う


「実はおいらは本当の勇者じゃないんだ さっきの話からも分かるようにおいらには勇者としての素質がなかった そもそもおいらは誰かと戦ったことすらないんだから」


この人が言っていることが正しいとしたら まさか勇者は!


「その顔はわかったみたいだな そうだ 勇者はおいらではなくもう一人いるのだ まあ、今ではどこにいるのかすら分からないがな」

「それはどういう……」

「そのままの意味だ 魔王討伐寸前でいなくなったらしい これはおいらとお前ら、そしてレフコンしか知らない話だ 決して外部に漏らすんじゃないぞ」


本当の勇者は他にいる ということか

じゃあ、その勇者はどうしてこの人に勇者の代わりを頼んだんだ?


「そこは本当の勇者に聞かないと分からない おいらも何で勇者に選ばれたのか教えてくれなかったからな これでお前らの聞きたいことは以上か?」


あまりの出来事に俺は何も言えなかった

そんな俺を差し置いて、ルナが話す


「もう一つだけ気になることがあります 魔王は封印できなかったんですよね? なぜ魔王はすぐに攻撃を仕掛けてこなかったんですか? 自分に勝てる者がいないと分かったのにどうして攻めてこなかったのですか?」

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