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百五十一話

「まず、この街のことについて話そうか この街は昔、五石の力によって守られていた でも、ある時 一人の青年が五石の力に取り込まれた」

「取り込まれた? どういうことだ?」


五石には俺の知らない何か隠された力があるのか?


「この話は他言無用でお願いしたい というのは五石はこの国を守っているものだ その本当の力を知ったら世界中が混乱するだろう」


先にそう言って、話を始めた


「五石は隠された力があるのだ その力に飲み込まれる者がたまにいる その力というのは『人の体を乗っ取る力』だ」


先代の勇者が言った言葉に俺達は言葉を失った

何も言うことができなかった


「あとは容易に想像がつくだろう 五石は青年の体を乗っ取り、この街を破壊した それから数年たった今も、この街に住む人たちは青年が持っていた五石が引き起こしたとして語り継がれている」


だから、この街の人はみんな五石のことを話すと怖がって話したがらなかったのか

それは分かったけども、五石がないと魔王には勝てないんだろ?


「その通りだ だからおいらが教えてやるって言ってんだ!

なのにお前は、話を聞かずに一人でペラペラ喋りやがって」

「それはすいません」

「勇者殿 人の話はきちんと聞かないといけないぞ?」

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