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十五話

無事に魔物を倒した俺はシェルドの待つ街へ帰った

俺が無事で帰ってきたことを、ルナはとても喜んでいた


シェルドの様態は今は安定しているようだ

命に別状がなくて本当によかった


しかし、どうしてこの街に魔物が現れたのだろうか

まだまだ調べないといけないことが多すぎる

まあ、少しずつやっていけばいいか


「勇者! 主役がいなくちゃあ、何も始まらないよ!」


ルナが声をかけてくる

どうやら魔物を退治したお祝いをするそうだ

そうたいしたことはしてないんだが


「ほら、グズグズしてないで行くよっ!」


ルナが俺の手を引っ張ってくる

女の子なのに力が強い

魔法使いなのに、力が強いってありなのか?


ギルド内では、ささやかなパーティが開かれていた

俺より年上の人達が、酒を飲んだり歌ったりしていた

全く、賑やかなもんだ


「どうしたのぉ? 勇者も早く飲みなよぉ」


ルナが俺に酒を勧めてくる

俺は酒に弱いため、キッパリ断った


「そんなこと言わずにさぁ 一杯くらいなら飲めるでしょ?」


ダメだ ルナは完全に出来上がってる

酔った女に関わると良くないこと

俺の勘がそう告げている


「しばらく独りにさせてくれないか? 考えたいことがあるんだ」


そう言って、俺はギルドの外に出た

今日も星が綺麗だ

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