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百四十一話

「それはどうしてですか?」

「この海が我の支配下にあるからだ」


この海の支配者は頭がおかたいようだ

さて、どうしたものか


「どうすればその箱の中のものを渡してくれるんだ?」

「そうだな 我にお主の力を見せてみよ」


結局こうなるのか

どうしてみんな戦いたがるんだ


「お主 見たところ勇者だな ここまで来た勇者は初めてだ 戦うのが楽しみだ」

「そ、そうか 早速始めようか」


海の支配者を名乗るものは三又の槍を持ち出した

ルナは箱に括り付けられていた


「勇者 ごめん」

「いいさ あとでこの責任は取ってもらうから」

「ひ、ひい!!」


ルナが悲しそうな顔で俺を見る

それくらい当たり前だろ 自分が引き起こしたことなんだから


俺が攻撃するよりも先に海の支配者が攻撃を仕掛けてきた

間一髪で避けることができたが、間髪入れずに攻撃をしてくる


「おやおや そんな戦い方で我に勝てるとでも?」

「そもそも戦うつもりもない だけど、負けるつもりもない」


俺はそう言い切った

何か決定的な策があるわけでも無い

でも、俺が強くなるためにやらなければいけないんだ


それから数十分間 俺は海の支配者と戦っていた

決着がなかなかつかない


「勇者殿 私が手助けしましょうか?」

「いや、こいつは俺が引き受ける」

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