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百四十話

しばらく潜り続けること数十分 ようやく海の底についた

海の底は暗くとても静かだった


「シンとしているのは私、落ち着かないわ」


ルナが心配そうに言う

ルナはあまり静かな場所にいたことがないようだ

ここで慣れてもらおう


底には頑丈そうな箱が一つ置いてあった

この箱の中に五石の一つが入っているのか


ルナが箱に触ろうとする

俺が急に触るのはさすがに危ないと止めようとした 

が、遅かった


箱の中から突然手が出てきた

その手はルナの手をガッシリつかむ


「わわわ!! なになに!?」


ルナが焦っている

俺が助けに入ろうとしたが、それも無理だった


箱から魔物らしきものが出てきた

その魔物はルナの体をしっかりつかんでいる


「我、海の支配者 海の中のものは我のもの 勝手に持っていくのは許さない」


その魔物は魚のような姿をしていた

全身が鱗に包まれ、口元からギザギザの歯が見えている


「別にそんなつもりはなかったんだ 俺達は魔王を討伐するために五石を集めているんだ その箱の中に五石が入ってるんじゃないかと思ったんだが」


俺は海の支配者にそう伝えた

海の支配者は俺の話を聞いてくれたが、納得はしてくれてないようだ


「お主らの言いたいことはよく分かった だが、それは許可できない」





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