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百三十二話

盗賊を追い払ったのを知った街の人々は俺達をほめたたえてくれた


「さすが勇者様です! あの盗賊をいとも簡単に退けてくれるなんて!」

「ほんと 勇者様々だ! 勇者様ばんざーい!!」


俺は街の人たちに胴上げされる

あまりこういう経験はないため恥ずかしくなる


「ここまでしてくれたのに大したお礼ができずすみません」


おばあさんは俺に頭を下げてきた


「いえ、俺はお礼をもらうために盗賊を倒したわけじゃないんですから」


俺はおばあさんに頭を上げてもらう

おばあさんの顔は少し涙でぬれていた


「いえいえ それくらいのことをしてもらったんです こちらから何かをさせて下さい」

「と言われてもだな······」


俺は悩む

この街での用事は終わった


そうだ このおばあさんなら他の宝石のことを知っているかもしれない

俺は一か八か聞いてみることにした


「俺たちは今、この国に伝わる五つの神器について何か知りませんか? 俺達何も分からないままここに来たんです」

「勇者様が持っているそれは神器じゃないですが、いいんですか?」


え? どういうことだ?

この宝石が神器じゃないのか?


「この国には神器と呼ばれるも物も確かに存在しますが、神器とは別に五石と呼ばれるものも存在するのです」

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