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百三十一話

俺は、わざと男から攻撃を外して剣を振るった

男の後ろで大きな爆発が起こる


「ひ、ひい!!」


男が腰を抜かしおびえる

涙を流して懇願している


「頼むっ! もう襲わないから見逃してくれ!」


男の顔がおびえた様子を物語っている

どうやら本当に恐怖を感じているのか


「分かった お前がそこまで言うのなら見逃す これからこの街に手を出すな 分かったな?」

「はいっ!!」


男はガクガクの足でお頭のもとに戻る

お頭は チッ と舌打ちをした


「まあ、今回は引くことにしよう だが、次会ったときはただじゃすまない」


そんなことを呟きながら、去っていった

今の

俺の攻撃はなんだ? 剣を振るったときに爆発が起きたぞ?


「今のが勇者殿の新たな力なのですか?」

「そうみたいだ 俺にもよく分からない」


爆発の力 それがこの赤い宝石の力なのだろう

こんな力が残り四つもあるのか

どんな力を持っているのか気になってきた


俺達は街に報告をしに戻ることにした

街ではルナが待っていた


「ど、どこに行ってたの? 私が苦しんでいるときに」

「街を襲おうとしていた盗賊を倒しに行ってた」

「そ、そうなんだ 私が酔っているときに ごめんなさい 一緒に手伝えなくて」


ルナは素直に頭を下げた

今回ばかりは反省しているようだ




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