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百二十七話

「そんなこともないよ 今の時期は雪で一面真っ白になっているけど もう数年たてば今度は緑色で覆われるんだ」


一面緑? 雪がとけ埋まってた地面が見える、ということか


「それならよかった いつもこうなら食事はどうしているのかと思って」

「食べ物なら特に困ってないよ? だって雪の時にしか食べられないものもあるからね」


俺とユユがたわいもない話をしていると、あのおばあさんのもとに一人の男が何かを相談していた

内容まではさすがに聞けなかったが、いい話ではなさそうだ


最初に話しかけてきてくれたおばあさんがこの街のまとめ役らしい

見た目からしてずいぶん歳をとっているように見える


「何かあったんですか? 何か不穏そうな顔をしていましたが」

「ああ 勇者様 見られていましたか この街は最近盗賊どもに目をつけられているのです 今回もその盗賊どもが近くに現れたようで」


そう言うおばあさんの顔は一向に晴れない

ここは恩を売るチャンスじゃないか?


「俺達に任せてください 俺とレフコンで何とかしてみます」

「それはありがたい提案だけれど、わざわざ勇者様の手を煩わせるわけには――」

「ここは彼らに任せておきましょう 私たちがまた対抗しても返り討ちにされるだけですから」

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