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百十六話

先代の勇者は叫び散らした

口から唾を飛ばしながら、騒ぎ立てた


「あの当時はおいらもできると思っていたさ でも、おいらは調子に乗っていた そこで気づいておけばよかったんだ 無駄な徒労に終わるってことを」


俺は何も言えなかった

なんと声をかけていいのか分からなかった


「魔王はどうやったら討伐できるんですか?」

「お前、おいらの話聞いてたか? おいらですら討伐できなかったんだぞ? それをお前が倒すだなんて」


先代の勇者は俺の顔を見て、察した

俺は魔王を倒す その使命があるからだ


「その表情 いい表情をしているな 分かった お前にだけ特別に教えてやろう」

「お、お願いします」


俺は急にかっこよく思えた勇者の話を聞く


「魔王と対等に戦うにはいくつかの道具が必要になる 東西南北それぞれの街から一つずつ それから君が持っている魔剣の五つが必要になる」


これからますます忙しくなりそうだ

俺は必ず魔王を倒すと強く決心した


「その心意気 よし だが、その五つがそろったからと言って油断してはいけない その五つをうまく使えないと話にならない くれぐれも自分の力を過信しすぎないように」


そう言って俺達は、先代の勇者と別れた

トーリアと先代の勇者が話す


「あの事は言わないのね」

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