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百十話

魔導師は魔法と魔術両方を極めた者に与えられる称号らしい

魔法は魔法使いにしか使えず、魔術は呪文を唱え魔法陣を書くことができれば誰にでも使える代物だ


その両方を極めたものだ 死者に会わせることなんてたやすいことだろう

俺達は魔導師の住む家を聞いて、その場所に向かった


魔導師の住む家は、草木に囲まれていた場所に建っていた

いかにもって場所に住んでいるんだな 魔導師って者は


俺は恐る恐る魔導師の住む家の扉を叩く

中からすぐに返事があった


「はいはい どなたですか?」


中から出てきた人は、俺達の予想をいい意味で裏切った

その人は、俺達よりも少しばかり年上なだけで 後は魔法使いと同じような格好をした女性だった


魔導師というくらいだから、もっと年老いているものだと思っていた

その女性は俺達を見て、何かを察したかのような表情をした


「あなたたちは、勇者に魔法使いね あなたたち、いい感じの力を持っているわね どうぞ 中に入りなさい」


俺達は魔導師の家に足を運んだ

魔導師の家には何もなかった

魔法使いの家になら、魔術書の一つくらいあってもおかしくない


それなのに、この家には何もない

生活に必要最低限のものしか置いていない


「何もない部屋でごめんなさいね」

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