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百二話

「ん……」


テロスが目覚めたようだ

目を覚ましたテロスは周りを見渡している


「ここはどこだ! 僕を解放しろ!!」

「静かにしろ! 今何時だと思ってるんだ」


俺は慌ててテロスの口を押さえる

こんな感じだが、今は夜中だ

旅館の人もみんな眠っているころだろう


「よく聞け 今お前は俺達によって捕らえられている そこは理解してるか?」

「分からん!」


テロスは自信満々にそう言った

俺は思わず頭を抱えた まさか、こいつ俺をからかっているのか?


「どうする勇者殿 勇者殿の意思一つで、私はこいつを生かすことも殺すこともできる」

「レフコン そんな物騒なこといわないでくれ」


テロスはおびえた表情をしていた

レフコンの強さが身に染みて分かったのか


「ぼ、僕は何をすればいい!? お前たちは僕に何を求めてるんだ?」


テロスが焦り気味で聞いてきた

余程追い込まれているようにも見える

俺達は別に追い込んでいないが


でも、これはいいタイミングかもしれない

幹部クラスだ 魔王のことについて何か知ってるに違いない

俺はテロスに聞く


「なあ、お前は魔王軍幹部の一人なんだろ? 魔王について何か知っていることはないのか? 例えば、魔王は実は封印されていないとか」

「そんなことも知らないのか?」


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