百話
ついに百話です!
ルナは残念ながら服を着ていた
温泉宿ならではの浴衣を着ていた
「あいつはなんなの? 子供のくせにものすごい魔力を持ってるわ!?」
「あいつは魔王軍の幹部らしい テロスというらしい」
魔王軍の幹部と聞いて、ルナは驚愕した
さすがに魔王軍幹部が続けてやってきたら、驚くだろう
「勇者! 伏せてッ!」
ルナが大声で言った
俺が頭を伏せた瞬間、テロスに魔法弾が飛んだ
「あっぶなーい そんなの急に撃ってきたら危ないじゃん!」
テロスはルナの魔法弾を簡単に防御した
結構な威力のようにみえたが、それを簡単にかわすだなんて
さすが魔王軍幹部だ
「チッ…… そう簡単にはいかないか」
「ルナ、大丈夫か?」
「ええ、大丈夫よ それにしてもあいつはヤバイ 何とかしないと!」
俺とルナが慌てていると、レフコンが間に入ってきた
レフコン? 何をする気だ?
「魔王軍幹部がなんだ どーーん!!」
レフコンはテロスに何かをぶつけた
何かは早すぎて、何が飛んで行ったのか分からない
「はあ?」
テロスは、ルナの魔法と同じように防ごうとした
だが、レフコンの魔法の威力は神話級
いくら魔王軍の幹部とて、防ぎきることはできないはずだ
「クッ……!! この魔法の威力はなんだ!! おかしいじゃないか!?」
次回も読みたいと思ったら評価の方よろしくお願いします