黒の国~第0章。プロローグ~
駄文ですが頑張って書いてみました、
アドバイスなどがあれば気軽に言って下さい♪
遠い未来。人類は科学の力を発展させ、環境を元に戻す力を手に入れ、再び平穏な時が流れつつあった。
科学者達は環境復元機能を手に入れるだけでなく、異世界と呼ばれるもう一つの世界を見つけ、世界各国は異世界を支配しようと戦争を始めた。
しかし、異世界の住民は《魔法》や《神術》といった奇妙な超常現象を操って人間達を返り討ちにし、それどころか異世界の住人による人間の逆支配が始まった。
人間は科学の最後の力を使い、人間を他種族から守り導く存在として、既存の英雄達の魂をコピーし、それに見合った身体を与えて守護するように命令を残した。
やがて他種族はこちらの世界に適応し始め、世界は八つの国に分けられ、再統括されることとなった。
ほぼ全ての人間が他種族の力に屈する中、ただ一人だけ他種族と対等であろうと、努力した人間の男がいた。
その男の優しさと強さに惹かれた他の人々は彼を王に据え、九つ目の国を作った。
彼は他種族の誘惑や力に染まったり、立場から逃げ出す事は無く、常に他種族と対等で、常に慈悲と慈愛に満ちていた。
いつからか彼の国は染まることのない《黒の国》と呼ばれるようになり、彼は他種族の王達からも認められるようになった。
平和な日々が過ぎ、暫くしてまた事件が起こった。それは人間の男と少女が起こした事件だった。
この事件をきっかけに、他種族は人間を野蛮と考え、人間の隷属化を始める。
《黒の国》にもその影響が出始めた。《黒の国》に住む他種族達が王に辞任を要求し、下された審判は『国王は自国の土地以外に外を出てはいけない』というモノだった。
更に時は流れ、
この物語はそんな窮屈な《黒の国》と他種族達の戦いと約束の物語。
読んでいただきありがとうございました♪
これからも書いていこうと思っています♪
これからも読んで欲しいです〜