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愛をしている

NYUANSU

「相馬があんたのこと可愛いって言ってたらしいよ」


「え、嘘だー。てか相馬君あたしのこと知ってんの?」


「あんたが相馬のこと見た目ちょっとかっこ良いって言ってたから別の男の子通して聞いてみたんだ。

 そしたら『知ってるよ。あの可愛い子でしょ。』って言ってたんだって」


「知ってるよ。あの可愛い子でしょ」を相馬君で脳内再生。

意味を噛み砕く。うん、キュンときた。

女友達の一言で「ちょっと良いかもー」の相馬君が急上昇。

見た目や雰囲気がどんなに理想的であろうと

自分に全く好意が無い人を恋愛の相手として意識しない。逆もしかり。

そう。女友達の一言が決め手だった。

このまま自分からアタックしてほいほいぽんで二人は幸せに。


なんて浅はかでした。


告白して振られて、すっと胸が冷えていく。

どこが好きなんだっけ。何で好きになったんだけ。好きだったっけ?

自分で良いと思った相手のはずなのに

どうせ振られるならもっとかっこいい人、いや本当に好きな人に振られたかった。

なんて浅はかだけど思ってしまったんだ。


相馬が私を可愛いって言ったのは本当かもしれないけど

きっともっと台詞もニュアンスも違ったんだ。

言葉は「可愛い」でも「可もなく不可もなく」に近かったんだと思う。


(ああ、ここに恋愛初心者がいる)


自分に苦笑いするしかない。

皆さま人伝いのニュアンスにご注意を。

正しくは恋の暴走にご注意を。

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