11 親子逆転レゴブロック
青い海のナギ本編の青がナギだと分かった後のお話です。
青は、実家から運んできた大量のレゴブロックの箱を、リビングの床に広げた。航太と櫂は目を輝かせ、ブロックの海に飛び込むようにして座り込む。
「わあ!いっぱいだ!」
「すごい!これは僕の!」
青は微笑みながら、「よし、じゃあ今日はみんなで自由に遊ぼう」と声をかけた。最初は二人の息子も夢中でブロックを組み立てていた。小さな手で車や動物を作り、時にはお互いの作品を覗き込んで笑いあう。
しかし、ふと昔の記憶が青の胸に蘇る。
子どもの頃、青自身もこのブロックでお城を作るのに夢中になった日々――小さな塔に橋をかけ、城門を作り、王様と騎士を並べて遊んだあの楽しさ。
「そうだ、今日はお城を作ろう!」
青は小さな手のブロックを手に取り、熱心に組み立て始めた。塔を積み上げ、城壁を作り、橋をかけ、細部までこだわる。目の前の世界に青は完全に没頭していった。
航太は最初、「わあ、父ちゃん、すごい!」と喜んだが、次第に手持ちぶさたになり、櫂も小さくため息をつく。二人はブロックの色や形を変えながら、何とか時間をつぶそうとするが、青の集中力は衰えない。
「父ちゃん、ねえ、もういいかな…?」
航太が声をかけても、青は「ちょっと待って、ここに塔を立てて…」と夢中のまま答える。
しばらくすると、航太と櫂は互いに目を合わせ、無言でリビングを抜け出した。そしてナギの元へ駆け寄る。
「母ちゃん、遊ぼうよ!」
「父ちゃん、ちょっと夢中すぎるよ…」
ナギは二人を抱き上げ、柔らかく微笑む。「そうね、父ちゃんはお城作りに熱中してるみたい。じゃあ、母ちゃんと一緒に遊ぼうか」
リビングには静かな笑い声と、ブロックで組まれた半完成のお城が残った。青は少しして、自分が夢中になりすぎていたことに気づく。振り返ると、息子たちがナギの膝に座って楽しそうに遊んでいる。
「ごめん、二人とも…父ちゃん、ちょっと夢中になりすぎた」
青は苦笑しながら声をかけると、航太は「うん、でも父ちゃんのお城、すごいよ」と言い、櫂も小さく頷く。
「はい、これ。おつかえさま」
と航太がしょうゆせんべいと大福餅が入ったお皿を青に差し出した。ナギが航太に持たせたものだ。
青は、航太を見て大人げなかったと頭をかいた。そして、深く息を吐き、ブロックの前にしゃがみ込む。「じゃあ、今度はみんなで一緒に作ろうか。お城も、お城の周りの街も、全部一緒にね」
青とナギの緑茶と航太と櫂のオレンジジュースのお盆を持ってきたナギも微笑み、息子たちも嬉しそうに頷いた。
そしてリビングは再び、笑い声と創造の楽しさで満たされていった――逆転した親子のレゴブロックの時間だったが、最後にはみんなで幸せな世界を作り上げることができた。
アイデアを出して、AIが書いたものを加筆修正しました。




